嵐 櫻井翔、親友 妻夫木聡&佐藤隆太にグループ再開への本音を語る 「鍵を握るのは5人それぞれ」
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10月1日の『櫻井・有吉THE夜会SP』(TBS系)にて、MCを務める嵐の櫻井翔と、妻夫木聡、佐藤隆太による「男3人旅」が放送された。
3人は2002年に放送されたTBSのドラマ『木更津キャッツアイ』(主演・岡田准一)で共演。昨年放送された第1弾では、親友同士である彼らのプライベート旅に番組が密着。人が賑わうGWの初日にレンタカーを借り、九州へ。福岡にある妻夫木の祖父母宅や、大分県由布院の絶景露天風呂に立ち寄り、仕事も忘れて旅を楽しむ3人の姿が映し出された。そして、大好評だった前回の放送から約1年半ぶりに「男3人旅」が復活。今回は櫻井、妻夫木、佐藤が『木更津キャッツアイ』のロケ地である千葉県木更津市に向かい、プライベートな夏休みを堪能した。
赤坂で待ち合わせた3人は早速車に乗り込み、絶景の夕日が見える洲崎神社をゴールに千葉房総を巡る。朝から全員テンションMAXの彼らは、車内でスターならではの話題に花咲かせた。2009年に大河ドラマ『天地人』の主演を務めた妻夫木だが、NHKの受付で警備員から足止めを食らったことも。出演者であることを説明すると「どの役?」と聞かれ、ポスターに映る自分を指したと明かした。嵐のファンから手紙が届くという佐藤は、「ちょっと佐藤さん、嵐に対して強いです」と注意されたことを暴露するなど、カメラが回っていても3人の話はノンストップで続く。ことあるごとにふざける自分の姿をスタジオで見た妻夫木は、恥ずかしさに悶絶していた。
最初の目的地である有名かき氷専門店で休憩をとると、おもむろに「コストコに行ってみたい」と言い出した櫻井。今年7月にオープンしたばかりの木更津倉庫店に向かったが、当初の予定に入っていなかったため、スタッフが交渉に向かう。結果的に一切撮影はできず、会員登録をした上で完全プライベートならOKに。しかし、櫻井の面倒くさがりが発動し、断念することになった。
当初の時間よりも遅れ、次は『木更津キャッツアイ』の聖地として知られている写真館のササキスタジオに。ここは3人がドラマ撮影のために、毎日通っていた場所だ。スタジオは18年前の姿とほとんど変わらず、櫻井たちは当時の衣装で記念撮影。「また帰ってくること」を約束し、トイレを借りるために入ったお店では、ドラマでロケ地コーディネーターと再会を果たした。
日の入りまで、あと5時間。昼食を摂るために山奥の秘境にあるピザ屋へと車を走らせる。車中では、嵐のライブについての話題に及んだ。嵐のライブにも頻繁に足を運んでいる妻夫木から「(ライブ中は)冷静なものなの?」と問われた櫻井は、「一番(ステージの)奥の人たちにどう楽しんでもらえるかを考えてるから、全体を掌握しておきたい」と語る。そんなエンターテイナーの顔になった櫻井の姿を見ると、妻夫木と佐藤は「ヒーローに会った気分」になるという。
昼食を終えた3人は富津岬にて、プロペラ付きのパラシュートで飛ぶモーターパラグライダーを体験。「いっせーのせ」で負けた櫻井が実験台として最初に飛ぶことになったが、櫻井は高所恐怖症のため、絶景を楽しめる空の上でも終始怯えっぱなしだった。後に飛んだ妻夫木と佐藤は余裕の表情でモーターパラグライダーを堪能。降りてきた櫻井は、体験の感想を「『愛の不時着』気分」と称する。ここまで時間が大幅にオーバーしているため、3人は大急ぎでバーベキューの買い出しに。しかし、思いの外盛り上がった買い物の間に日が沈み、洲崎神社からの夕日は見えなかった。
気を取り直し、ホテルに向かう車中でパラグライダー3万円分を支払う人を決めるゲームを開催。電話した相手から「かっこいい」と引き出した人が勝ちという企画に挑戦した。まずは櫻井が自分を慕ってくれる後輩の上田竜也(KAT-TUN)に電話する。櫻井の印象を聞かれた上田は、「頼れるアニキ、守るべき人」と回答。魂がこもりすぎた結果、かっこいいと言わせることに失敗した。佐藤は『木更津キャッツアイ』共演者・塚本高史に電話。朝からカツ丼を食べるというワイルド作戦を決行したが、「めんどくせぇ」と言われてしまった。妻夫木の電話相手は、俳優仲間の綾野剛。すぐに撮影だと気付いた綾野に、櫻井が「俺かっこ悪い?」とずるい質問をすると、「櫻井先輩の魅力は、かっこいいとかの次元じゃないんですよ」と言われ3人は爆笑する。最終的に、櫻井率いる「アニキ会」の藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)から「かっこいい」というワードを引き出した櫻井が勝利。そうこうしているうちに人気の貸別荘に到着し、道の駅で買った巨大伊勢海老など、贅沢な食材でバーベキューを行った。
最後は、焚火を囲みながらそれぞれが今の思いを語る。昨年12月にパパとなった妻夫木からは「どんな賞をもらうより、家族が大切。生きる意味ができた」という本音が飛び出した。一方、妻夫木と佐藤は櫻井を心配していた。それは第1弾の男3人旅で、櫻井が最後まで嵐の活動を全うしたいと語っていたからだ。しかし、今年はコロナの影響で予定していた活動のほとんどが行えなかった。親友2人を前に、櫻井は「再開の鍵を握るのはリーダー大野(智)っていう風潮があって」と話し始める。その上で、「鍵を握るのは俺かも。来年になって、(自分が嵐に)戻りたくないなと思ってしまわないか。鍵を握るのは5人それぞれ」と持論を語った。佐藤は、自粛期間中に3人でリモート飲み会を開催した際、櫻井が「(生まれ変わるなら)もう一回嵐かな。やっぱ好きだから」とこぼした本音が心に残っているという。「本当のエンターテイナーだなと思った」と櫻井を絶賛。櫻井は恥ずかしそうに「第2弾で話してくれると想定してた」とはぐらかしていた。