片山慎三監督が『岬の兄妹』のスタッフを再招集 最新短編作品『そこにいた男』公開決定
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『岬の兄妹』の片山慎三監督最新作『そこにいた男』が、10月31日より主演・清瀬やえこの出身地である長野県の長野相生座・ロキシーにて先行上映、11月13日よりアップリンク渋谷、アップリンク京都にて本公開、ほか全国順次劇場公開されることが決定した。
片山監督が、『岬の兄妹』のスタッフを再招集して挑んだ本作。片山監督は「やりたいことができた」「自信あり」とコメントを寄せている。
深夜、とあるマンション内のエレベーターホールで血だらけの女・紗希が座り込んでいる。煙草を吸いながらスマホで誰かに電話しているその横には、意識朦朧とした血まみれの男・翔が倒れている。その光景にカメラを向ける住人ら、慌ただしく無線を飛ばす警官たち……。場面は変わり、取調室には2人の刑事と虚ろな目をした紗希が。柔和で悲しげな表情を浮かべながら、翔との関係を話し出す。2人の出会いは2年前にさかのぼる。映画制作のスタッフで下働きをしていた紗希は、撮影現場で俳優の翔に出会う。連絡先を交換し、ほどなくしてふたりは、体の関係を持つまでになる。紗希は翔を愛し、借金を重ね、番組の制作費を盗んでまで翔に身も心も捧げていた。だが、そんな翔に「もう一人の女」の影が。事件に至るまでの全貌が明らかになるとき、女たちの狂った「純愛のカタチ」を知ることになる。
あわせて公開されたビジュアルでは、取調室で虚ろな目をした紗希と、2年前の仲睦まじい紗希と翔の姿が切り取られている。
予告編では、事件現場に佇む紗希と警察たちの姿が映し出されている。
■公開情報
『そこにいた男』
10月31日(土)長野相生座・ロキシー先行上映
11月13日(金)よりアップリンク渋谷・アップリンク京都にて本公開
出演:清瀬やえこ、安井秀和、中村映里子、水口早香、松浦祐也ほか
監督:片山慎三
脚本:岨手由貴子
プロデューサー:四宮隆史
アシスタントプロデューサー:福本哲生、金城友季絵
挿入歌:「HAKU」 etsuco/HIKIE
企画製作・配給:株式会社CRG
(c)2020CRG
公式サイト:https://www.makuake.com/project/sokootoko/
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