「七人の秘書」木村文乃がシム・ウンギョンとの裏話を披露「実はアイドル好き」
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「七人の秘書」制作発表記者会見の様子。前列左から菜々緒、広瀬アリス、木村文乃、江口洋介、ローランド。後列左から室井滋、大島優子、シム・ウンギョン、中園ミホ。
ドラマ「七人の秘書」の制作発表記者会見が本日10月12日に行われ、キャストの木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介、脚本を手がけた中園ミホが出席した。
本作は、社会の裏で暗躍し、人助けを請け負う“影の軍団”の活躍を描く物語。目立たないことを極意とする秘書たちと元締めの男が、極秘情報とネットワークを駆使して、理不尽な日本社会を変えていくさまがつづられる。
秘書の所作指導を受けて撮影に臨んでいるという現役秘書役の木村、広瀬、菜々緒、シム・ウンギョン、大島。木村が「斜め45度のお辞儀を秘書室のメンバー8人でそろえるのが難しいんです」と言うと、広瀬も「そろえなきゃ!って周りを見ながらやっています」と同意する。急遽披露することになった2人は「うまくできるかな……」とつぶやきながら角度の合ったお辞儀を見せた。家政婦役の室井は「私のお辞儀は90度! 奥様に後頭部を見せないと怒られるので(笑)」と自ら実演し、会場を盛り上げる。裏稼業の元締めであるラーメン屋の店主・萬敬太郎役の江口は、ラーメン作りの指導を受けたことに触れつつ「できるかぎり冷めないうちに皆さんにおいしいラーメンを食べてもらいたいと思っています(笑)。タイミングが勝負ですね!」と語った。
撮影現場での様子を問われた大島は「それぞれの役どころや設定もあり、監督から最初は『あまり仲良くならないで』と言われたんです。でも、すごく仲良くなっちゃいました(笑)。作品作りには現場の雰囲気も大事だと思うので、それがいい方向に生かせればいいなと思っています」とほほえむ。また、菜々緒が「ウンギョンちゃんが私たちを驚かせようとするんですけど、その声の出し方が中途半端で誰1人驚かないんです(笑)」と言うと、大島も「一度も驚いたことがないので、さっき私が突然『ワッ!』と大きな声を出してびっくりさせてみました」と笑った。「シムさんは実はアイドル好きなんです」と話すのは木村。「大島さんのアイドル時代のユニット曲、しかもかなり初期の頃の曲を『知ってる』『見たことがある』ってシムさんが言い出して、タイトルも覚えていたんです。そこから私と大島さんとシムさんの3人で盛り上がりました」と裏話を披露した。シム・ウンギョンは「とにかく楽しいです! 皆さん役柄のようなクールな方々なのかと思っていましたが、明るくて優しい方ばかりです」と現場の雰囲気を伝え、「最初は緊張しましたが、今は現場に行くのが楽しくて、笑いが止まらなくて撮影が大変です」と言及する。
「7、8年前から名もなき秘書たちがこっそりと世の中を変えていく話を書きたいと思っていた」と話す中園は「私はここにいらっしゃる誰よりもこのドラマの完成を待ちわびていますし、楽しみにしております」と期待を込める。また「決めゼリフはあるのか?」と質問が飛ぶと、「第1話で『お前たちはなんなんだ! 誰なんだ!』と言われたときの返しに『名乗るほどの者ではございません』というセリフを書いたら、プロデューサーが『すごく面白い』と言ってくれたんです。だから毎回『名乗るほどの者ではございません』は出てきますね」と紹介した。
イベント中盤にはスペシャルゲストのローランドが、木村に77本のバラをプレゼントする場面も。ローランドは「社会的にはホストって色眼鏡で見られることが多く、僕も立場の弱い側の人間だったので、このドラマの『弱き者が強い立場の人に立ち向かっていく』というテーマに共感し、今日は少しでも応援になったらいいなという気持ちで来ました」と挨拶する。
木村は「この作品は1人ひとりがストレスという名の敵を気持ちよくぶっ飛ばしていく、そんな物語になっています。ストレスがたまって『イー!』という気分になってしまったら、木曜21時にこのドラマを観ていただきたいです。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います」と視聴者へメッセージを送った。
「七人の秘書」は、10月22日にテレビ朝日系で放送スタート。毎週木曜の21時からオンエアされる。
七人の秘書
テレビ朝日系 2020年10月22日(木)スタート 毎週木曜 21:00~21:54