劇団ノーミーツ主催「全国学生オンライン演劇祭」審査員に中屋敷法仁・中島信也
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「全国学生オンライン演劇祭」キービジュアル
劇団ノーミーツが主催する「全国学生オンライン演劇祭」の開催が発表された。
劇団ノーミーツは、“NO密で濃密なひとときを”をテーマに、稽古から上演までをリモートで行っている団体。中学生から大学生までを対象にした「全国学生オンライン演劇祭」では、“一度も会わずに”作られたフルリモートの演劇作品を募集する。作品募集は11月1日にスタート。作品提出の締切は来年1月31日、予選結果発表は2月26日を予定。また決勝大会は3月末に生配信で行われる。
予選の審査を劇団ノーミーツが担当。決勝大会の審査員には、柿喰う客の中屋敷法仁、CMディレクターの中島信也らが名を連ねた。なお優勝団体には、劇団ノーミーツ全面サポートのもと、共に作品を制作できる権利が与えられる。
劇団ノーミーツ主宰の広屋佑規、審査員の中屋敷、中島からのコメントは以下の通り。
広屋佑規コメント
「今年は文化祭も中止になってしまいました……」
ある学生からこんなコメントが届きました。
入学式。部活。放課後。体育祭。修学旅行。そして文化祭。
今年失われたものは余りに多い。
学生の皆さんにとって失われてしまった行事は、仲間で結束し、共に創ることの楽しさを学べる大事な時間。
その大切で濃密なひとときを、私達が何か手助けできないか。
その想いで「全国学生オンライン演劇祭」を立ち上げました。
劇団ノーミーツがフルリモートで演劇を上演してからの半年間、私達が感じたのは「会うより、ずっと密だった」ということ。
この経験を学生の皆さんにも味わってもらいたいと思いました。
青春を彩るのは、仲間の結束。
ひとつの演劇を、会わずに作る。
世界初の全国学生オンライン演劇祭に
是非チャレンジして下さい!
中屋敷法仁コメント
急速な成長と発展を遂げている「オンライン演劇」というジャンルに、あらゆる可能性に満ちた学生の皆様が挑戦することで、新たな時代を切り開く素晴らしい作品が生まれることに期待しています。演技の技術や脚本の発想などはもちろん、仲間たちと心から演劇を楽しむ姿勢を感じたいです。オンラインだからこそ実現する、新しい才能との出会いを楽しみにしています。
中島信也コメント
ドキドキや。「青春」っちゅう、ヤバ甘酸っぱいアレがデジタルネットワークの上を駆け巡って僕のデスクトップに飛び込んで来よるらしい。誰も見たことない、誰も味おうたことのない「青春」っちゅう、ヤバしょっぱいに違いないアレが……2020年というとんでもない年が全く新しいとんでもない「青春」を産もうとしてる。僕にできることは予断やら想像やら知識やら経験やらを全部ほかして未知の「青春」を浴びるために裸になることだけや。ドキドキや。