10-FEET、本日のライブ直後にLINE LIVEで特番配信
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10-FEET
10-FEETが本日10月14日(水)22:00より、LINE LIVEにて特別番組「10-MOBA RADIO 番外編」を配信する。
本日14日にニューシングル「シエラのように」をリリースし、同じく本日14日に京都・KYOTO MUSEにて全国ツアー「10-FEET "シエラのように" TOUR 2020-2021」の初日公演を開催している10-FEET。本日のLINE LIVEはライブの直後に行われるもので、映像と共にメンバー3人による生の声が届けられる。
また本日よりYouTubeにて新曲「シエラのように」のミュージックビデオが公開されている。撮影は10-FEET主催のフェスイベント「京都大作戦」の会場である京都・京都府立山城総合運動公園 太陽が丘で行われ、MVは新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催が叶わなかったイベント会場でのメンバー3人による演奏シーンや、巨大スクリーンに過去の「京都大作戦」の映像を投影したシーンなどで構成されている。なおMVの公開と共に、MV撮影スタッフのコメントも合わせて公開された。
「シエラのように」MV撮影スタッフ コメント
10-FEETがここでMUSIC VIDEOの撮影をするのは、おそらく最初で最後かもしれない。もっと言うならば、コロナ禍が無かったら、この企画が発案されることも実現することもなかっただろう。なぜなら、バンドに近しいスタッフであればあるほど、安易にその地を使うことはあまりにも畏れ多い丘だからだ。そのぐらい、ここ太陽が丘は、10-FEETにとってもファンにとっても、一年に一度だけ夏の始まりに再会を果たす、特別で神聖な地なのだ。しかし、今回に限ってはここで撮影することが「許される」と感じた。
今年の京都大作戦は残念ながら開催することもできず、再会もできなかったことは言うに及ばず。大好きな音楽を浴びて発散することができないのはもちろんのこと、当たり前にできていたことを抑制する、異常な日常を過ごす毎日。「シエラのように」は、そんなコロナ禍にある日常を描いた歌なのかどうかすら寧ろどうでもいいぐらい、その解釈が聴き手の数だけあることを受け入れてくれて、そしてそっと傍に寄り添ってくれる。
秋という季節もあってか、数々の天候不良を被ってきた過去に倍返しするかのような、雲ひとつない快晴の下。ステージも何もない、お客さんもいない太陽が丘のグランドにじかにバンドが立つ演奏シーンの撮影が始まり「シエラのように」が流れると、自然と涙が流れてきた。いつの間にか、来年夏の源氏乃舞台で歌われている映像が脳内に再生されていた。
どうか来年こそ、この地で再会できますように。