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吉田羊主演「コールドケース3」に山口紗弥加、久保田紗友、赤楚衛二らがゲスト出演

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上段左から松澤匠、織田梨沙、小久保寿人。下段左から山口紗弥加、久保田紗友、赤楚衛二。

吉田羊が主演を務める「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」に、松澤匠、織田梨沙、小久保寿人、山口紗弥加、久保田紗友、赤楚衛二がゲスト出演することがわかった。

本作はCBSの海外ドラマをもとにした物語。“コールドケース”と呼ばれる未解決凶悪犯罪を扱う捜査チームの活躍が描かれる。石川百合役の吉田のほか、神奈川県警捜査一課のメンバーである高木信次郎役の永山絢斗、立川大輔役の滝藤賢一、金子徹役の光石研、本木秀俊役の三浦友和が続投する。

第5話「夜のドライブ」では、身元不明の謎の容疑者・鈴木和也に松澤、行方不明となった弁護士・久保沙織に織田、沙織の婚約者・谷口翔馬に小久保が扮した。また第6話「壁の女たちへ」には、レイプ被害者の牧村美里役で山口、若き日の美里役で久保田、何者かに殺害されたレイプ犯・平山陽介役で赤楚が参加している。

山口は「尊敬する偉大な先輩方とご一緒できてすごく嬉しかったですし、現場の雰囲気も『なんていいチームなんだろ』と本当に思いました。スタジオでも自然と羊さんを中心として皆さんが集まっていて。私も『あの中に入りたいなぁ、いいなぁ』と思っていました(笑)。でも新参者の私でも温かく迎え入れてくださって、本当に心地良かったです」とコメント。久保田は「美里という役を、山口さんと共有できたことが嬉しかったですし、とても勉強になりました」と述べ、赤楚は「今回自分の中では色々思い切って挑戦した役ですので、そこに注目していただきたいという思いはありますが、やはり物語のテーマや被害者の女性たちの気持ちの部分を見て、現代を生きるみなさんに何かを感じていただけたらと思います」とつづっている。

「サイレント・トーキョー」の公開を控える波多野貴文や、内片輝、守下敏行が監督を務めた「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」は12月5日より毎週土曜22時からWOWOWプライムでオンエア。第1話は無料放送される。

連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~

WOWOWプライム 2020年12月5日(土)スタート 毎週土曜 22:00~
※全10話
※第1話無料放送

松澤匠 コメント

鈴木和也は謎が多い男です。生い立ちや家族などの背景も掴めない。名前ですら偽名です。「誰なんだ、こいつは...」と台本を初めて読んだ時思いました。おそらくこの情報解禁で、私の名前を知った多くの方々も同じことを感じられたかと思いますが...(笑)。でもそんな私だからこそ、鈴木を演じる意義みたいなものも感じましたし、内片監督とお話させて頂いたり、鈴木をイメージして作ってくださった衣裳などをヒントに創造することができました。現場ではシリーズを重ねてきた皆さんの団結力や空気作りのおかげで、有意義な時間を過ごすことができました。この得体の知れない鈴木和也を通して、2020年、見えない敵と戦っている多くの方々に何か届けられればいいなと思います。

織田梨沙 コメント

まさか自分が「コールドケース」に出られるなんて、と正直まだ実感が湧いておりません。それぐらい、出演させて頂けて嬉しかったです。今回誘拐される役を演じるにあたり、監禁場所やセリフの言い回しを自分なりに色々想定してから撮影に臨みました。ですが、スタッフの皆さんにヘアメイクや撮影セットなどを創りこんで頂いたこともあり、実際に芝居をしながら何度もリアルな恐怖を味わう瞬間が多々ありました。例えば、監禁されて犯人にライトを照らされるシーンは、演技だと分かっていても「犯人が目の前にいる」と感じて目を開けるのも本当に怖かったです。その恐怖感やリアルさが視聴者の皆様にもお伝えできればと思います。

小久保寿人 コメント

今回お声をかけていただいて本当に光栄でした。僕自身も(撮影当時)入籍したばかりだったので、役とすごくリンクするというか、タイミングってやっぱりあるんだなと思いながら、楽しみに撮影させていただきました。僕は普段、鈴木のような殺人鬼や犯人側などのミステリアスな役を演じることが多いのですが、今回は翔馬という被害者側をやらせていただけて。沙織と過ごしてきた日々を、セリフにはない、台本にはないところで深めようと思いました。一番大事にしていたところは、誰にでも起こり得る被害者側の心情をできるだけ丁寧に演じるということです。沙織を愛する強い気持ちが視聴者の皆さんにも伝われればいいなと思います。

山口紗弥加 コメント

数日の撮影でしたが、へとへとで、気分も重たくて、こんなにも役を自宅に持ち帰るのは初めてかもしれないぐらい、何とも言えない時間を過ごしました。事件が解決しても、人の心や問題を解決するのはなかなか難しいことだなと強く感じました。ただ、一見百合はドライな部分があるように見えて、羊さんが演じている百合だからこそ、心をこちら側に寄せてくださっているのがすごく伝わってきて、目を見ただけで演じながら涙が出てきてしまいました。今回、尊敬する偉大な先輩方とご一緒できてすごく嬉しかったですし、現場の雰囲気も「なんていいチームなんだろう」と本当に思いました。スタジオでも自然と羊さんを中心として皆さんが集まっていて。私も「あの中に入りたいなぁ、いいなぁ」と思っていました(笑)。でも新参者の私でも温かく迎え入れてくださって、本当に心地良かったです。視聴者の皆様には、やはり未解決事件の奥にあるもの、そして百合さんが一歩踏み込んだその先にあるものを感じとっていただけたらと思います。

久保田紗友 コメント

今回私は美里の過去のパートを演じさせていただきましたが、1人の人生を同じシーンで2人で演じるという経験は初めてでした。年代は違いますが、自分以外の人が同じ役を演じている姿、山口さんのお芝居を見て、かなりプレッシャーもありましたし緊張もしましたが、美里という役を、山口さんと共有できたことが嬉しかったですし、とても勉強になりました。脚本を初めて読んだ時、自分にとっての挑戦だと感じました。現代の社会問題(レイプなど)を調べていると、女性の3人に1人がそういう性被害にあったり、トラウマを持っているという記事を読んでとても悲しくなり、その重みを役を通してでも自分が背負うことができるのかとすごく不安だったからです。ですがそういった問題を世間に伝えることで、作品のメッセージ性を受けとって頂けると信じて撮影に挑ませていただきました。視聴者の皆さんの心に作品や美里の想いが届くと嬉しいです。

赤楚衛二 コメント

今回平山という役を演じながら、もちろん楽しい部分もあったのですが、ただ苦しいなという、常に2つの感情が入り混じっていました。ですが、無事撮影も終わったので平山君も成仏してくれたのではないかなと思います(笑)。平山の最初の印象は最低な奴だなと思ったのですが、次第に平山がただフォローやアフターケアがド下手くそな、本当に何も考えてない奴なのではと思い始めてからは、不思議と彼に人間味を感じることもできました。もちろん、彼がしたことは悪いことなんですけど。また、同世代の久保田さんとは初共演だったのですが、大胆さと繊細さを併せ持った女優さんだなと思いました。一緒にお仕事ができて楽しかったのですが、ほんとに後半に関しては怖かったですね(笑)。今回自分の中では色々思い切って挑戦した役ですので、そこに注目していただきたいという思いはありますが、やはり物語のテーマや被害者の女性たちの気持ちの部分を見て、現代を生きるみなさんに何かを感じていただけたらと思います。

(c)WOWOW/Warner Bros. Intl TV Production