連続テレビ小説「おちょやん」に明日海りお、新キャスト11人発表
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明日海りお
杉咲花が主演を務める連続テレビ小説「おちょやん」の新たな出演者11人が発表され、元宝塚歌劇団の明日海りおらが出演することがわかった。
本作は松竹新喜劇などに参加した女優・浪花千栄子を主人公のモデルにしたドラマ。杉咲扮する竹井千代が、大正から昭和の戦後までの大阪で芸の道をひた走っていく姿が描かれる。キャストにはトータス松本、宮澤エマ、篠原涼子、名倉潤、いしのようこ、成田凌らも名を連ねる。
このたび発表されたのは、千代にとって家族同様の存在となっていく喜劇一座・鶴亀家庭劇と、芝居茶屋・岡安の人々。明日海演じる高峰ルリ子は、鶴亀家庭劇のメンバーに加わる新派出身の女優という役どころだ。プライドが高く、最初は喜劇をバカにしていたが、徐々に女優魂に火が付いていく。
ほかに鶴亀家庭劇の座員として、歌舞伎出身の俳優・小山田正憲に曽我廼家寛太郎、千代たちを幼い頃から見守ってきた須賀廼家天晴に渋谷天笑、一座のムードメーカーである須賀廼家徳利に大塚宣幸が扮する。また女形役者・漆原要二郎役で大川良太郎、千代をひそかにライバル視する歌劇団出身の女優・石田香里役で松本妃代、徳利の弟分・須賀廼家百久利役で坂口涼太郎が出演。
そして岡安で働く面々として、女中頭・かめ役に楠見薫、千代の先輩のお茶子・富士子役に土居志央梨、節子役に仁村紗和、玉役に古谷ちさがキャスティングされた。明日海、大川、松本、土居、仁村、古谷は連続テレビ小説初出演となる。
発表に際し、杉咲は「魅力的な皆さんとのシーンを通して、私自身も豊かで温かい気持ちやたくさんのパワーをもらっています。きっとみなさんも、みなさんにとっての大切な仲間のことを考えたり、会いたくなったりしてしまうはずです」とコメントした。
「おちょやん」は11月30日にNHK総合、NHK BSプレミアム、NHK BS4Kでスタート。「半沢直樹」の八津弘幸が脚本を担当し、梛川善郎、盆子原誠らが演出する。
連続テレビ小説「おちょやん」
NHK総合、NHK BSプレミアム、NHK BS4K 2020年11月30日(月)スタート
杉咲花 コメント
ひとには、それぞれ多様な性格があって、楽しい、悲しい、嬉しいと感じることもみんなちょっとずつ違ったりして。そんなひとりひとりが“自分”という人間をまっすぐにがむしゃらに生きている姿からは、勇気をもらえたり、時には歯痒い気持ちになったり、なんだか滑稽だったり。そんなことをまるまるまとめて愛おしいと思えてしまうような「鶴亀家庭劇」「岡安」の魅力的な皆さんとのシーンを通して、私自身も豊かで温かい気持ちやたくさんのパワーをもらっています。きっとみなさんも、みなさんにとっての大切な仲間のことを考えたり、会いたくなったりしてしまうはずです。是非、ご期待ください!