藤原竜也がフジテレビ系連ドラ初主演! 真木よう子と18年ぶり共演『青のSP』2021年1月スタート
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藤原竜也と真木よう子が共演する連続ドラマ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』が、2021年1月期のカンテレ・フジテレビ系火9ドラマ枠で放送されることが決定した。
藤原にとってフジテレビ系連続ドラマ初主演となる本作は、学校内警察(スクールポリス)が試験的に導入されたという設定のもと、公立赤嶺中学校にスクールポリスとして配属された嶋田隆平が、校内外で起こるさまざまな問題に立ち向かう学園エンターテインメント。
主人公の嶋田隆平は、常に冷静沈着で毒舌家な警視庁捜査一課の敏腕刑事。そんな彼が、東京都の中学校で導入されることとなった日本で初めてのスクールポリスに志願する。スクールポリス・嶋田が配属される赤嶺中学校は、表向きはどこにでもある中学校だが、スクールポリスが配属されてからさまざまな事件があぶりだされていく。SNSトラブルや生徒の薬物疑惑、盗撮事件、教師のマタニティハラスメント、セクシャルハラスメントなど、世間を騒がせる社会問題ともいえるテーマに、藤原演じるスクールポリス・嶋田が挑む。
真木が演じるのは、赤嶺中学校の国語教師・浅村涼子。聡明で職業意識の高い3年1組担当の熱血教師だ。スクールポリス制度に関しては、当初から反対しており、“学校に警察官がいるなんて不自然”と考えている。常に生徒の側に立つため、罪を犯した生徒に対しても無情に手錠をかける嶋田とは、たびたび衝突を繰り返す。真木にとって教師役は、2007年に放送された『わたしたちの教科書』(フジテレビ系)以来となる。なお、藤原と真木の共演は、映画『バトル・ロワイアルII 鎮魂歌』以来、約18年ぶりで、テレビドラマでは今回が初共演となる。
脚本を手がけるのは、『金田一少年の事件簿』シリーズ(日本テレビ系)、映画『スマホを落としただけなのに』の大石哲也、『GTO』(関西テレビ・フジテレビ系)の山岡潤平、『俺のセンセイ』(フジテレビ)の小島聡一郎の3名。
本作の見どころとなるのは、毎話あぶりだされる“悪”を成敗する“爽快感”。“校内に警察がいる”という特殊な設定の中で起こる事件の犯人をスクールポリスが次々と成敗する。“守ってやるが、容赦はしない”の言葉通り、教師でも生徒でも、法に触れれば容赦無く逮捕。嶋田は想像を絶する解決方法でトラブルに対処する。荒療治と思われる強引な手法だが、学校も生徒の心にもさまざまな変化が起こっていく。また、生徒や教師、嶋田の命を狙い迫ってくるさまざまな敵と戦うアクションシーンでは、映画でもアクション監修を行っているチームが集結し、藤原も、監督がこだわるアクションに挑んでいる。
そして、嶋田の“過去”と“目的”もポイントに。子どもたちに対して冷酷で容赦ない面と命の危険から子どもたちを守る面の両方の顔を持つミステリアスな存在の嶋田。そんな嶋田の“秘められた過去”が次第に明らかになっていく。スクールポリスは、敵なのか、味方なのか。そして、 警視庁捜査一課の敏腕刑事からスクールポリスとなった“目的”とは。
藤原と真木、カンテレの河西秀幸プロデューサーからはコメントも寄せられている。
コメント
藤原竜也
■ドラマ出演が決まって
僕は、今作のお話を頂くまで【スクールポリス】という制度を知らなかったんですが、撮影を重ねていくうちに非常に興味深いテーマだと感じて、自分も学びながら演じさせていただきました。自身のセリフでもあるんですが、無いに越したことはないけれども【スクールポリス】制度はあってもいいんじゃないかという時代になってきている気がします。すぐそこの未来を予言しているような、新しいタイプのドラマになっていると思いますね。
■真木よう子の印象
よう子ちゃんは、みんなが割とほっこりするようなNGを出します(笑)。なんか、計算なのかわからない…“私でした!?”みたいな。そういうところで、緊迫したシーンでもスタッフの方々も和むから、彼女の人柄なんだなーと思います。あと、まじめです。監督の要求するものに瞬時に判断して、演出に応えていくことができる方で、もちろん自分で用意してきたものもあるでしょうが、非常に落ち着かれているなーと感心しましたね。僕なんかは、“いらないんじゃないですか? ここなんかは?”なんて適当なこと言ったりしちゃうんですが…(笑)。
だからこそ、真木さんのように役に真摯(しんし)に向き合う方がいて、僕としては心強かったです。
■ドラマの見どころ
ここまでアクションで体のぶつかり合いがあると思っていなかったので、爽快感があると思いますし、今この時代に見ていただいて、明日も頑張ろうと思っていただけたらいいなと思います。警察のエンターテインメント作品としても見ていただけますが、悩んでいる子供たちの救いになる様な作品になっていればいいなとも思います。そのような言葉やシーンがたくさんありますからね。
エンターテインメント作品である一方、「頑張らなくていいんだ」とか、背中を押してあげられるドラマになってくれたらいいなと思います。
真木よう子
■ドラマ出演が決まって
スクールポリスの制度自体を知らなかったので、まずそこに興味を持ったのと、学校に警察がいるという状況がなかなか想像しにくいので、ドラマとして見たいなというふうに思いました。私の役も、いつも演じているような男勝りな役とはちょっと違って、熱血ではあるんだけれどもちょっとおっちょこちょいというか、先走ってしまうようなところがある一生懸命生徒思いのある女性教師という役どころだったので、そういう役をいただく機会ってあんまりないのでそれがうれしかったです。
■藤原竜也の印象
藤原さんと共演するシーンが多く、一緒に話していて楽しいし、すごく面白い人。ひょうひょうと演じていながらも、芝居どころはしっかり決めてくる。 芝居もすごく技術力があって勉強になるので尊敬しながらご一緒しています。藤原さんと一番初めに共演したのが『バトル・ロワイアルII』で、今回のドラマに登場する3年1組の生徒みたいな感じでした。19歳とかで同じ年なんですが、藤原さんはその頃から確固たるスターみたいな感じ。私はオーディションで選ばれた生徒の役でしたので、もうその頃から「藤原さん」という感じだったので、ドラマの話をいただいた時は“同じ年だけど初めは敬語で接しなきゃいけないかな?”等と、すごく不思議な感じでした。
■ドラマの見どころ
教師という役をやっているから思うところではあるんですけど、教師という職業についている人にはぜひ見ていただきたいです。あとはやっぱり子供を持つ親にも見てほしいです。スクールポリスを導入される学校のなかで、翻弄(ほんろう)されていく生徒たちと葛藤していく先生たち、学校って様々な要素がいっぱい入っているし、リアルな中学生の悩みとかもあるので、中学生にも見てほしいと思います。さらに、隆平がなぜ、スクールポリスになったのかが一番の軸ですから、ここは、男女とか性別とか関係なく、ミステリーとして楽しめると思います。
プロデューサー・河西秀幸(カンテレ)
このドラマは「もし学校内に警察官が常駐していたら…」という異色の設定でお届けします。これまでの学園ドラマは教師の奮闘を描いてきたものが多い中、警察官×学校という化学反応はさまざまな混乱や反発を招きながらも、学校や生徒の心が次第に変わっていきます。
今、学校で起こっているようなリアルな問題を1話完結で描きながら、謎めいたスクールポリスの正体が徐々に明らかになっていきます。スクールポリスの言葉や行動は冷徹にも思えるかもしれませんが、きっと見て下さる方の心に突き刺さると思います。
スクールポリスは学校にとって救世主なのか? それとも害悪なのか? 是非について賛否両論あるとは思いますが、エンターテインメントドラマとしてぜひ、たくさんの方にご覧いただきたいと思います。
■放送情報
『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』
カンテレ・フジテレビ系にて、2021年1月スタート 毎週火曜21:00〜放送
出演:藤原竜也、真木よう子ほか
脚本:大石哲也、山岡潤平、小島聡一郎
音楽:菅野祐悟
プロデューサー:河西秀幸、国本雅広、高橋史典
演出:国本雅広、白川士、高橋貴司
制作:カンテレ、ケイファクトリー
(c)カンテレ