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Travis Japan、HiHi Jets、なにわ男子……ジャニーズJr.総勢67名が『Mステ』集結 パフォーマンス楽曲を解説

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リアルサウンド

 ジャニーズJr.ファンは、10月16日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)が見逃せない。出演するのはTravis Japan、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者、なにわ男子、Lil かんさい、Aぇ! group、そしてその他ジャニーズJr.の総勢67名。どのような形でパフォーマンスするかはまだ分からないが、豪華かつ迫力あるステージになることは間違い。東京・EX THEATER ROPPONGIから披露するのは「勇気100%」、「REAL DX」、「Can do! Can go!」の3曲。この3曲はこれまでも数々のジャニーズメンバーが歌い継いできた名曲で、特にジャニーズJr.が披露することが多かった。なぜジャニーズJr.たちに歌い継がれてきているのかを考えると、この3曲にはジャニーズJr.らしさを表現できたり、ジャニーズJr.に必要なものを得ることができたりするからではないかと感じる。

「勇気100%」――王道ソングでアイドル力を磨く

 アニメ『忍たま乱太郎』のオープニングテーマとしてかれこれ27年以上使われ続け、老若男女から長年愛されている「勇気100%」は、光GENJIが1993年にリリースした楽曲だ。その歌詞を見ると、ストレートで力強い応援ソングであることが分かる。〈がっかりしてめそめそして どうしたんだい〉、〈やりたいこと やったもん勝ち〉、〈夢はでかくなけりゃ つまらないだろう〉……。シンプルな言葉だが、出だしから最後まで聴く人の背中を押すメッセージが詰まっている。これこそ、聴く人を歌の力で励ますことができる、アイドルの基本のような歌である。そんな同曲を、元気よく笑顔とともに披露することは、ジャニーズアイドルの土台を培うことにも繋がりそうだ。実際、同曲は光GENJIから始まり、Ya-Ya-yah、Hey! Say! JUMP、NYC、Sexy Zone、ジュニア Boysと、若手ジャニーズを中心に歌い継がれてきた。若手ジャニーズたちの第一歩として、アイドル力を磨くのにピッタリの楽曲ではないだろうか。

「REAL DX」――ジャニーズらしさが凝縮された楽曲

 タッキー&翼の楽曲の中でも人気が高い「REAL DX」は、Kis-My-Ft2やA.B.C-Z、Snow Manなどのデビュー組から人気ジャニーズJr.たちまで、様々なメンバーがカバーをしてきた。そしてそのパフォーマンスを見ていると、カバーしているジャニーズメンバーたちもこの曲が好きということが伝わってくる。実際、2018年末の『ジャニーズカウントダウン 2018-2019』で披露された本家の「REAL DX」を受けて、2019年1月4日放送の『Kis-My-Ft2のオールナイトニッポン Premium』(ニッポン放送)で、Kis-My-Ft2・北山宏光、玉森裕太、藤ヶ谷太輔が「『REAL DX』踊りたかった、出たかった」と盛り上がったこともあった。これだけ愛される同曲には、ジャニーズらしさが詰まっているといえそうだ。ユニゾンでの歌唱をはじめ、サビ前からのハーモニーや予想を裏切らないメロディラインと、様々な要素が凝縮されている。ダンスもわかりやすく、サビの振りは誰でも真似することができる。さらに、ファンによって掛け声や手拍子などが行なわれる場合もあり、“ジャニーズらしさ”を表現できる楽曲である。

タッキー&翼 / 「REAL DX」Music Video

「Can do! Can go!」――大人と子どもの狭間の世代感を表現

 もはやジャニーズJr.たちの定番曲となっている「Can do! Can go!」。ジャニーズJr.たち300人以上が集結した『ジャニーズJr.8・8祭り ~東京ドームから始まる~』でも、同曲で幕を開けていたのは記憶に新しい。そもそも同曲は、V6の2ndミニアルバム『SUPER HEROES』に収録されていた楽曲だ。発売されたのは1998年2月11日、V6がデビューして約2年半経った頃の作品だ。当時、V6はComing Century(カミセン)と20th Century(トニセン)と分かれて活動することも多かった彼ら。最年少の岡田准一と最年長の坂本昌行は11歳の年齢差があったことも、V6の特徴として挙げられていた頃だ。同曲の歌詞を見ると、そんなV6を象徴しているようにも見える。1コーラス目から2コーラス目にいくに連れ、少年から大人、カミセン世代からトニセン世代に成長している。V6の世代間に当てはめられたような同曲は、ジャニーズJr.が歌うと子どもから大人へステップアップしている彼らの現状と重なる部分がある。ジャニーズJr.世代が歌うことで、V6とは一味違う楽曲に仕上がるとも言えそうだ。

 3曲とも楽曲自体が良いことはもちろんだが、ジャニーズJr.だからこそ見せられる魅力もあるだろう。16日20時から、ぜひ放送をチェックしてジャニーズJr.ならではの良さを味わいたい。