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なぜ少女は亡命生活の中でも希望を持てたか?「ヒトラーに盗られたうさぎ」予告

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「ヒトラーに盗られたうさぎ」

「ヒトラーに盗られたうさぎ」の予告編がYouTubeで公開された。

絵本作家ジュディス・カーの自伝的小説をもとにした本作。ナチスが政権を握る直前に故郷ドイツを出国しイギリスへ渡ったカーの過酷な亡命生活をもとに、9歳の少女アンナが困難を乗り越えながら家族との絆を深めていくさまが描かれる。新人のリーヴァ・クリマロフスキがアンナ役で出演。「帰ってきたヒトラー」でヒトラーに扮したオリヴァー・マスッチと「ブレードランナー 2049」のカーラ・ジュリがアンナの両親を演じている。

予告編は、アンナが無邪気にヒトラーのモノマネをするシーンからスタート。その後、ナチス政権の脅威から逃れるため、家族とともにドイツから出国する彼女の姿が切り取られた。経済的にも精神的にもつらい生活の中で、明るい絵が描けなくなってしまったアンナ。そんな彼女が父親の言葉に後押しされ、前向きになっていく様子が収められている。

なお予告編のナレーションを担当したのは女優・タレントの三田寛子。彼女は「母親の明るく強く家族を支える姿と、平和な日常の暮らしが奪われても、例えゼロからの出発になろうとも、希望を持ち続け、無くしても再び見つけ出せると信じる事の大切さを、10歳の少女が時代を超えて教えてくれました」とコメントしている。

「名もなきアフリカの地で」のカロリーヌ・リンクが監督を務めた「ヒトラーに盗られたうさぎ」は、11月より東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開。

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