下北沢映画祭で柄本佑と三宅唱の特集上映、MOOSIC LAB作品も
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「ムーンライト下落合」 (c)Tasuku EMOTO
10月26日から28日にかけて開催される、第10回下北沢映画祭の全プログラムが明らかになった。
A Programは「きみの鳥はうたえる」でタッグを組んだ柄本佑と三宅唱の特集。柄本が監督、三宅が助監督を務めた「ムーンライト下落合」、「きみの鳥はうたえる」のキャストである石橋静河が主演した「NAGAHAMA」「八月八日」がスクリーンにかけられる。上映後のトークショーには三宅が登壇する予定だ。
B Programでは、1980年代のジャパニーズハードコアパンクシーン黎明期を記録したドキュメンタリー「ちょっとの雨ならがまん」を上映。C Programでは、劇団ゴジゲンの主宰者でもある映画監督・松居大悟の「君が君で君だ」、同じく松居が監督を務めた「アイスと雨音」のメイキングドキュメンタリー「ファーストキス」をスクリーンにかける。D Programでは音楽と映画の祭典「MOOSIC LAB」の下北沢映画祭セレクト作品を上映。奥村徹也(劇団献身)と狐火の「cat fire」、安楽涼とOOPARTZの「1人のダンス」が選ばれた。
E Programは、「勝手にふるえてろ」の監督・大九明子がゲスト審査員を務めるコンペティション。映画祭の最終日である10月28日にグランプリと準グランプリ、観客賞、日本映画専門チャンネル賞を決定する。授賞式後は審査員とノミネート作品の監督全員によるトークセッション、グランプリ作品の上映を実施。なお審査員は映画の企画・配給プロデューサーである直井卓俊、映画館・下北沢トリウッドの代表・大槻貴宏、映画評論家の轟夕起夫が務める。
また、10月27日には第9回下北沢映画祭でコンペティションの審査員を務めた今泉力哉と、マンガ家・大橋裕之のトークショーを開催。貴重な短編映画の上映や、新たな情報の発表が予定されている。
第10回下北沢映画祭は北沢タウンホール、下北沢ReG、下北沢トリウッド、本屋B&Bにて開催。
三宅唱 コメント
開催おめでとうございます。「ムーンライト下落合」には助監督として参加しましたが、監督する佑の鬼気迫る姿に感動していました。6畳一間が舞台なのに、何度観ても異次元に連れていってくれる。大好きな映画です。
「NAGAHAMA」「八月八日」は、石橋さんと出会ってからまもなくの時期に一緒に実験するように作った短編。生まれ変わり続ける女優という生き物の最初期の姿に、撮影の四宮(秀俊)さんと共に立ち会うことができたのは幸運でした。
第10回下北沢映画祭
2018年10月26日(金)~28日(日)東京都 北沢タウンホール、下北沢ReG、下北沢トリウッド、本屋B&B
A Program「柄本佑掛ける三宅唱、特集上映。」
2018年10月26日(金)東京都 下北沢トリウッド
開場 19:15 / 開映 19:30
料金:1800縁
<上映作品>
「ムーンライト下落合」
「NAGAHAMA」
「八月八日」
<ゲスト>
三宅唱ほか
B Program「ちょっとの雨ならがまん in 下北沢」
2018年10月27日(土)東京都 下北沢ReG
開場 11:30 / 開映 11:45
料金:2000円(※1ドリンク600円)
<上映作品>
「ちょっとの雨ならがまん」
<ゲスト>
未定
C Program「演劇×映画の可能性」
2018年10月28日(日)東京都 北沢タウンホール
開場 10:30 / 開映 10:45
料金:2000円
<上映作品>
「君が君で君だ」
「ファーストキス」
<ゲスト>
松居大悟
D Program「MOOSIC LAB 2018 -下北沢映画祭セレクション-」
2018年10月28日(日)東京都 北沢タウンホール
開場 15:00 / 開映 15:15
料金:1800円
<上映作品>
「cat fire」
「1人のダンス」
<ゲスト>
奥村徹也 / 安楽涼 / OOPARTZ
E Program「第10回下北沢映画祭コンペティション」
2018年10月27日(土)、28日(日)東京都 下北沢トリウッド、北沢タウンホール
料金:1回券 800円 / 3回券 1600円 / 授賞式券 1000円
<審査員>
大九明子 / 直井卓俊 / 大槻貴宏 / 轟夕起夫
今泉力哉×大橋裕之スペシャルトークイベント
2018年10月27日(土)東京都 本屋B&B
開場 14:30 / イベント 15:00~17:00
料金:前売り券 1800円 / 当日券 2000円
※1ドリンクオーダー
<登壇者>
今泉力哉 / 大橋裕之