オズワルド、ラフターナイト優勝の先を視野に「このままM-1にも行ける」
ステージ
ニュース
「マイナビLaughter Night 第6回チャンピオンLIVE」で優勝したオズワルド。左から畠中と伊藤。
昨日10月17日に東京・よみうりホールで開催されたTBSラジオ主催「マイナビLaughter Night 第6回チャンピオンLIVE」でオズワルドが優勝したのは既報の通り。このライブに出場した9組中、事前の抽選によって2番手で漫才を披露したオズワルドは、途中でネタを少しミスしてしまった苦境を脱して見事グランドチャンピオンの座を勝ち取った。
自身の優勝が決まる前に「人のミスを笑うな!」とステージ上で吠えていたオズワルド伊藤。ライブ後の記者取材会にチャンピオンとして臨むと「そっと目を閉じてしまいたかった。恥ずかしくて死にそうでした」と悔やみながらも「そこからちゃんともう1回、ネタを聴いてくれる人たちでよかった」と来場客へ感謝を述べる。相方・畠中はこのネタ中の心境を「ネタ合わせのときも同じ場所を間違っていたので、また間違えてるじゃんと冷静になった」と明かした。
優勝の喜びを聞かれると、伊藤は「変なふうに伝わってほしくはないんですけど、“負け癖”を付けたくなかったので、勝ててこのまま『M-1』にも行けるなと思うとうれしいです」と昨年初めて決勝に進出した大舞台を見据えている様子。優勝特典のTBSラジオ2時間冠特番については、自身のYouTubeや先日出演した「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)などを引き合いに出し、それぞれ「ここならではのものが、いろいろできたらうれしい」(畠中)、「どこでどのラジオをやっても同じような感じになる気がするので、ちょっとの違いは出したい」(伊藤)と展望を述べた。番組に呼びたいゲストを尋ねられると、伊藤が「うちの妹が天才女優やらしてもらってますので。向こうの出方次第です」と実の妹・伊藤沙莉の出演をほのめかす。賞金100万円の使い道に関しては伊藤が「今日中に使います!」と断言した一方、畠中は「国民のために使いたい。水洗トイレじゃない人がいたら僕のお金で水洗トイレにしたい」などと話していた。
「マイナビ賞」に選ばれたファイヤーサンダーは1番手のネタ順でコントを繰り広げて会場中の笑いを誘った。崎山は「トップバッターは不利だと思ったけど、昨年もトンツカタンがトップバッターで『マイナビ賞』を獲った。来年もトップバッターの人は『マイナビ賞』を狙ってほしい」と語る。賞金10万円の使い方を聞かれると、まず藤田が「コンビで半分ずつ」と話し始めるが、ネタ作りを担う崎山は「純粋に労働時間が違うんです。本当に5:5にするのかという話し合いから始めたい」と異論を唱える。また2人ともTBSラジオの芸人が出演する番組を多く聴いているそうで「『ラフターナイト』で優勝して冠特番をやりたい。2時間なら行けると思います!」(藤田)、「互いのことを一から知っていきたい」(崎山)とラジオでの仕事に意欲を見せた。
南海キャンディーズ山里がMCを務めて若林有子(TBSアナウンサー)と共に進行し、ネタの合間にもトークで大きな盛り上がりが生まれたこのライブ。蛙亭のコントの直後に山里が「今、みんなどんな感情?」と客席に問いかける場面も。ラランド・ニシダはそんな山里を「神」と讃えて「ガラケー時代の待ち受け画面は山里さんだった」と告白した。空気階段と真空ジェシカの歴代チャンピオン2組もゲスト出演したこのライブの様子は10月30日(金)深夜と翌週11月6日(金)深夜の「マイナビLaughter Night」で紹介される。