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製作・監督・編集・音楽を1人で担当 全編セリフなしのアニメーション映画『Away』12月11日公開へ

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リアルサウンド

 アニメーション映画『Away』が12月11日に公開されることが決定し、ポスタービジュアルと予告編が公開された。

 本作は、ラトビア人新進クリエイターのギンツ・ジルバロディスが、3年半をかけて、たった1人で製作・監督・編集・音楽を務め作り上げた長編デビュー作。アヌシー国際映画祭において、2019年に新設された実験性・革新性のある長編作品を対象とする“コントルシャン”賞で、初代グランプリを受賞。これを皮切りに、世界中の映画祭で8冠を達成、第92回アカデミー賞長編アニメーション部門の最終候補32作品に選ばれ、同年第47回アニー賞でも『アナと雪の女王2』や『トイ・ストーリー4』とともにベストミュージック部門にノミネートされた。

 飛行機事故で島に不時着した少年が、様々な土地をオートバイで駆け抜けるロードムービー。全編にセリフがなく、哲学的なメタファーによって監督の個人的な思いが全編に込められている。公開されたポスターでは、バイクを走らせる1人の主人公の姿が写し出されている。

映画『Away』予告編

 予告編は、1人の男が飛行機事故で島に不時着するところから始まる。島のさまざまな自然風景とともに、男の旅の様子が切り取られている。

 ジルバロディス監督はヨーロッパの小さな国ラトビアで生まれ育ち、8歳からアニメを作り始めた。過去には、手描きアニメーション、3Dアニメーション、実写など様々な媒体で7本の短編映画を製作している。

ギンツ・ジルバロディス監督 コメント

『Away』は私にとって非常に個人的な映画なので、世界中の観客に本作が届けられたことを知って、私はとても恐縮しつつ興奮しています。
私に多大な刺激を与えてくれた場所、ここ日本で公開されることを本当にうれしく思っています。

■公開情報
『Away』
12月11日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次公開
製作・監督・編集・音楽:ギンツ・ジルバロディス
配給:キングレコード
配給協力:エスピーオー
後援:駐日ラトビア共和国大使館
2019年/ラトビア/カラー/原題:Away/シネマスコープ/81分/5.1ch
(c)2019 DREAM WELL STUDIO. All Rights Reserved.
公式サイト:away-movie.jp
公式Twitter:@away_movie