三船敏郎の生誕100周年特集で「東京の恋人」「無法松の一生」など35mm上映
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「東京の恋人」 (c)1952 東宝
三船敏郎の生誕100周年を記念した特集上映「世界のミフネと呼ばれた男 ~三船敏郎 生誕百年記念~」が、2021年1月1日より東京・新宿武蔵野館、1月15日より新宿シネマカリテで開催される。
2020年6月に開館100周年を迎えた新宿武蔵野館が企画した同特集。全8作品が、35mmフィルムでスクリーンにかけられる。ラインナップには三船のデビュー作となった山岳アクション「銀嶺の果て」、宝石の細工師と似顔絵描きの恋模様を描いた「東京の恋人」、三船演じるタクシー運転手と客とのエピソードを中心としたオムニバス作品「吹けよ春風」、第28回アカデミー賞名誉賞(外国語映画賞)に輝いた「宮本武蔵」が並んだ。
また第19回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した「無法松の一生」や、恋する侍の苦悩を映した「或る剣豪の生涯」、岡本喜八が監督を務め三船と鶴田浩二が共演した「暗黒街の対決」、真珠湾攻撃やミッドウェー海戦などを通じて山本五十六の人間像をつづった「連合艦隊司令長官・山本五十六」もスクリーンに。なお劇場ロビーでは、貴重な写真パネルの展示も予定している。
世界のミフネと呼ばれた男 ~三船敏郎 生誕百年記念~
2021年1月1日(金・祝)~6日(水)東京都 新宿武蔵野館
2021年1月15日(金)~21日(木)東京都 新宿シネマカリテ
<上映作品>
「銀嶺の果て」
「連合艦隊司令長官・山本五十六」
「無法松の一生(1958年)」
「暗黒街の対決」
「東京の恋人(1952年)」
「或る剣豪の生涯」
「宮本武蔵(1954年)」
「吹けよ春風」