THE BACK HORN、『この気持ちもいつか忘れる』本日発売 住野よるとの楽曲解説&大友花恋主演ティザー映像も
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住野よる×THE BACK HORN『この気持ちもいつか忘れる』(OFFICIAL TEASER Part.2)
本日10月19日、THE BACK HORNが作家・住野よると小説と音楽の境界線を超えた共作、恋愛長篇『この気持ちもいつか忘れる』の同タイトル配信E.Pをリリース。同時に小説と音楽のコラボレーションを紐解く本人楽曲解説と、女優・大友花恋が出演する同作のティザー映像が公開された。
先月発売された書籍『この気持ちもいつか忘れる CD付・先行限定版』が発売初週からランキング上位に入り、各メディアで取り上げられるなど大きな話題となる中、本日小説と歌詞のみの通常書籍と併せて、THE BACK HORNの配信E.P 『この気持ちもいつか忘れる』がリリースされた。出版・音楽業界初となる形態の本作品はTHE BACK HORNと住野よるが互いのイメージを擦り合わせながら、あらすじができていくと同時に音源制作を進めていった共同作品だ。収録楽曲『ハナレバナレ』は物語のあらすじから生まれた楽曲で、歌詞にある「この境界線を越えて君に触れたい」という言葉は小説のテーマとなり、このプロジェクトそのものが目指すテーマにもなったという。
また通常書籍の発売と配信E.Pのリリースと同時に、『この気持ちもいつか忘れる』のティザー映像も公開された。この映像には女優・タレント・ファッションモデルとして多岐に渡り活躍する大友が出演。大友は2017年に公開された住野よる原作の大ヒット映画『君の膵臓をたべたい』で山内桜良(浜辺美波)の親友・滝本恭子役で出演し、これで住野作品には2度目の登場となる。
さらに、THE BACK HORNと住野よる本人による、小説と音楽のコラボレーションを紐解く楽曲解説も公開された。音楽から物語に入る方も、一度小説を読み終えた方も、楽曲解説を読んでから音楽を聞けば、異なる視点で作品の世界観を楽しむことができるとのことだ。
◆住野よる×THE BACK HORN『この気持ちもいつか忘れる』(OFFICIAL TEASER Part.2)
◆解説楽曲(担当)
1.ハナレバナレ(山田将司)
この小説を作る最初の段階で住野さんが書いたあらすじだけをもとに、物語の結末がどうなるかも分からない段階でこのハナレバナレを制作しました。物語の中で、退屈な日常を過ごすカヤという男の子が異世界に住むチカという少女に抱いた彼自身でも制御できない抑えきれない感情を、ハナレバナレという曲のスピード感と共に情感たっぷりに表現出来たと思います。この楽曲を聴いた住野さんがまたその後に小説を書き足していくという、前代未聞のプロジェクト最初の返球となる楽曲です!心にもっとドキドキを!くそつまんねえ日常をぶち壊したい!!生きているって実感をもっと!もっと!!
2.突風(岡峰光舟)
雷鳴のようなベースイントロを引き裂いて突風のように吹き抜けるイントロ、色んな葛藤も飲み込んで拡がり踊るサビ。ロックな楽曲になりました。ゴリッとしているのに煌びやかなサウンドもTHE BACK HORNらしさと言えるのではないでしょうか。小説の中でもキーワードの一つになっている「突風」。このワードから想像する色んな感情が楽曲に更なるパワーを与えてくれたと思います。
3.君を隠してあげよう(菅波栄純)
「君を隠してあげよう」には2人の主人公が出てきます。彼らの、彼らなりの「キズナ」の物語を書きたくて書いた曲です。この曲は単体でも短編のストーリーになっていますが、実は小説の中のある登場人物(と新たなもう1人)のサイドストーリーでもあります。そしてもう一つ、住野さんの作品を通して自分が感じた「優しい距離感」を自分なりに歌詞にしてみた部分もあります。沢山の思いを込めた楽曲なのでじっくり聴いていただけると嬉しいです。
4.輪郭〜interlude〜(住野よる)
小説と音楽による共作を行っていく過程で、小説の中で楽曲を登場させるというアイデアからTHE BACK HORNの皆さんによって制作されました。物語中では、チカという少女が歌う異世界の曲として登場します。異世界の曲を表現するにあたり、「チカの世界に愛という概念はあるのか」「チカの世界で音楽はどういう風に聴かれているのか」など、情報や価値観をTHE BACK HORNの皆さんと共有しました。チカの声をイメージし、ボーカルは世武裕子さんに担当していただいています。遠い世界を連想させるような幻想的な音楽と世武さんの歌声が素晴らしくマッチしていて、聴く度にチカの世界に思いを馳せられるような一曲となっています。
5.輪郭(松田晋二)
「輪郭〜interlude〜」は物語に登場するチカという少女が歌うシーンをイメージして制作されたバージョンですが、この「輪郭」はバンドアレンジで、歌詞の世界をより深く構築したフルコーラスバージョンとなっています。住野さんにも作詞で参加していただき、物語の内容と住野よるさん自身とのコラボレーション色がより強い楽曲に仕上がりました。物語中のチカという少女はどんな世界観の歌に惹かれるのか、物語の設定を深く掘り下げると共に、想像を膨らませながら作詞したのが凄く刺激的でした。その歌詞を元に山田がメロディを乗せ、バンドアレンジを経て出来上がった「輪郭」は、命の躍動感と壮大さと儚さが重ね合わさった、まさにTHE BACK HORNらしい楽曲だと思います。物語と行き来しながら何度も噛み締めてほしい一曲です。
【リリース情報】
●THE BACK HORN 配信E.P『この気持ちもいつか忘れる』
https://jvcmusic.lnk.to/konokimochi
iTunes Store ほか主要配信サイト、音楽ストリーミングサービスにて配信中。
※音楽ストリーミングサービス:Apple Music、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimited、AWA、KKBOX、Rakuten Music、RecMusic、Spotify、YouTube Music
<収録曲>
1.ハナレバナレ
2.突風
3.君を隠してあげよう
4.輪郭〜interlude〜
5.輪郭
【書籍情報】
◆住野よる『この気持ちもいつか忘れる』 発売中
本体定価:1600円(+税)
※10月に刊行の書籍にはCD&プレイパスは付きませんのでご注意下さい。
◆住野よる『この気持ちもいつか忘れる CD付・先行限定版』発売中
本体価格:1700円(+税)
<CD収録内容>
THE BACK HORN『この気持ちもいつか忘れる』
1.ハナレバナレ
2.突風
3.君を隠してあげよう
4.輪郭〜interlude〜
5.輪郭
※プレイパスコード付き
住野よる×THE BACK HORN 特設サイト:https://www.thebackhornsuminoyoru.com/