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『マンダロリアン』には黒澤明の影響が? SWファン歴43年のジョン・ファヴローが制作裏話を語る

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リアルサウンド

 Disney+(ディズニープラス)にて10月30日よりシーズン2が日米同時配信される『マンダロリアン』の製作総指揮を務めるジョン・ファヴローが、本作の制作秘話を語った。

 本作では、銀河帝国崩壊後の混沌とした時代、敵との遭遇や仲間との再会を経ながら、マンダロリアンとザ・チャイルドの危険な銀河の旅が描かれる。第1話は10月30日16時より、第2話は11月6日17時より配信開始。以降毎週金曜日17時に新エピソードが配信される。

 キャストは前シーズンに続き、マンダロリアン役にペドロ・パスカル、百戦錬磨の傭兵キャラ・デューン役にジーナ・カラーノ、バウンティハンター・ギルドのリーダーであるグリーフ・カルガ役にカール・ウェザース、そして旧帝国軍のモフ・ギデオン役にジャンカルロ・エスポジートが続投する。

 本作のシーズン1に引き続き、製作総指揮を務めるファヴロー。10歳のときに初めて観た『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が人生を変えるほど大きな衝撃を受けたことを振り返り、「僕の趣味嗜好は『スター・ウォーズ』を中心に作られているんだ」「僕の人生において『スター・ウォーズ』の影響はとてつもなく大きいよ」と明かしている。

 ファヴローは映画監督としてマーベル作品『アイアンマン』『アイアンマン2』、実写とCG技術を駆使したディズニー作品『ジャングル・ブック』や『ライオン・キング』などを手がけてきたのみならず、アニメーションシリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』でマンダロア出身のプレ・ヴィズラ、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』ではベケットの仲間のリオ・デュラントの声優を務めるなど多岐にわたって活躍し続けてきた。

 『スター・ウォーズ』の大ファンだというファヴローはその出会いを「『新たなる希望』の公開は1977年で、『スター・ウォーズ』が心に響く年齢だった。映画の写真が新聞に載っていたのを覚えているし、チューバッカとハン・ソロに興味津々だった。それで劇場に観に行ったんだ。すぐ物語に引き込まれて口を開けて見入ったよ」と振り返り、『スター・ウォーズ』を“現代の神話”だと評している。

 本作の制作にあたっては「僕は昔ながらの大ファンだし旧三部作で育った世代。『マンダロリアン』には『スター・ウォーズ』の要素が満載だ。ジョージ・ルーカスに影響を与えた黒澤映画を参考にしながら制作したよ。孤独な賞金稼ぎマンダロリアンの物語がベースになっていて、犠牲や忍耐を経験し、様々な出会いの中で成長する姿が描かれているんだ」と明かした。

■配信情報
『マンダロリアン』シーズン2
10月30日(金)よりディズニープラスにて独占配信
(c)2020 Lucasfilm Ltd.
公式サイト:https://disneyplus.disney.co.jp/program/mandalorian.html