ボーナス20円…ブラック企業と闘った会社員映す「アリ地獄天国」東京で公開
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「アリ地獄天国」チラシビジュアル
ドキュメンタリー「アリ地獄天国」が10月24日より東京・ユーロスペース、11月1日よりCINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)で公開される。
「フツーの仕事がしたい」の土屋トカチが監督を務めた本作。とある引越会社で働く30代の正社員が、理不尽な労働環境に異議を唱えて個人加盟型の労働組合に加入し、左遷や不当解雇に追い込まれながらも会社を相手取り闘った3年間が記録されている。貧困ジャーナリズム賞2019を受賞したほか、門真国際映画祭2020ドキュメンタリー部門優秀作品賞など数々の賞に輝いた。
現在YouTubeで公開中の予告編には、支給額20円と記載された賞与明細書が捉えられている。また営業成績トップクラスだったものの、シュレッダー係へ異動させられた男性の働く様子も切り取られた。