バカリズムが念願の「ドラえもん」声優に、羽鳥慎一は入れかえロープ役
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イラストを披露するバカリズム(左)、ナカメグロ(右)。
「STAND BY ME ドラえもん2」のゲスト声優としてバカリズムと羽鳥慎一が出演することがわかった。
本作は「STAND BY ME ドラえもん」の続編となる3DCGアニメーション。原作の中でも名作として知られる「おばあちゃんのおもいで」にオリジナル要素を加え、のび太としずかの結婚を巡るラブストーリーを描く。妻夫木聡が“大人のび太”、宮本信子がおばあちゃんに声を当て、前作に引き続き八木竜一が監督、山崎貴が共同監督および脚本を担当した。
ドラえもん好きを公言するバカリズムは「『やっと自分にも来た!』と思いました。ずっとドラえもん好きをアピールしていたのに、自分の周りの芸人たちにオファーが来ているのに自分には来なくて、軽く拗ねてました(笑)」と喜びをあらわに。そんな彼が演じるのは、未来からひみつ道具をドラえもんの元へ送り込む“未来デパート”のセールスマン、ナカメグロ。出演を記念し、バカリズムは幼少期から模写していたというドラえもんのイラストも披露している。
また羽鳥は、ひみつ道具役で出演。今作のカギを握る、未来デパートから送られてきたひみつ道具“入れかえロープ”を演じる。アナウンサーであり、“声のプロフェッショナル”である羽鳥に対し、山崎は「素晴らしいロープっぷりでした!」と絶賛したという。羽鳥は「今回は大変です、ハンカチビショビショです。『のび泣き』です。のび太のエピソードはもちろん良いエピソードのオールスター勢ぞろいみたいなお話ですので、全編でのびのび泣いてほしいです」とファンの期待を高めた。
「STAND BY ME ドラえもん2」は11月20日に公開。
バカリズム コメント
今回「STAND BY ME ドラえもん2」のオファーが来て、「やっと自分にも来た!」と思いました。
ずっとドラえもん好きをアピールしていたのに、自分の周りの芸人たちにオファーが来ているのに自分には来なくて、軽く拗ねてました(笑)。
今まで、声優として作品に携わったのが1度だけで、ナレーションの経験はあったんですけど、こんなにも長いのは初めてです。
しかも、グラフィックのクオリティが凄く高くて、キャラクターにセリフを合わせるのに苦労しました。
でも演じるにあたり何かしらトラブルに見舞われていていつも慌てているキャラクターのナカメグロに憑依して作りこんだので、何も知らずに見たら僕だと気づかないかもしれないです(笑)それぐらい作りこみました!!
今回の作品では「のび太の結婚式」がテーマになっていますが、僕にとって結婚は人生の中の第何章とかの区切りという感じなので、のび太としずかちゃんも「結婚編に突入か」という感じです。
これから何章も増えていったらいいなと思います。
他にも、ファンならおなじみのエピソードもあって、楽しめる作品となっています。
羽鳥慎一 コメント
ドラえもんは、昔から凄く近くにいる存在です。
子供のころは買うことが出来なかった漫画を、大人になった今、単行本全巻大人買いしました!(笑)何日間かで全部読みました!
前作「STAND BY ME ドラえもん」で、「のび太の結婚前夜」は好きな話で、凄く感動して普通に泣きました。
特にしずかちゃんのお父さんのセリフなんですが、思い出すだけで泣きそうなくらいです(笑)。
なので「STAND BY ME ドラえもん2」では声優のオファーが来たので、嬉しかったです。
しかも、「入れ替えロープ」というひみつ道具の役なんて一生に一度なので、本当に嬉しかったです。
普段のアナウンサーのお仕事と声優としてのお仕事は、全くの畑違いで、自分の考えは全くなくして、機械的にやろうと思いました。
そしたら監督に「良いロープ声で素晴らしいロープっぷりでした!」と言っていただいたんですが、これは素直に喜んでも良いのかな?(笑)きっと褒めていただいたのかなと思います(笑)
「STAND BY ME ドラえもん」でも泣きましたが今回は大変です、ハンカチビショビショです。「のび泣き」です。
のび太のエピソードはもちろん良いエピソードのオールスター勢ぞろいみたいなお話ですので、全編でのびのび泣いてほしいです。
(c)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners