ポール・マッカートニー、演奏からプロデュースまで手がけたニューアルバム『マッカートニーIII』をリリース
音楽
ニュース
ポール・マッカートニーが、ニューアルバム『マッカートニーIII』を12月11日にリリースする。
今年の初めにレコーディングされた『マッカートニーⅢ』は、そのほとんどでポールがギター、もしくはピアノを弾きながら生で歌っており、その上にベースやドラムを後からダビングして制作されている。
2020年は、ポールが自身の名を冠したソロアルバム『マッカートニー』をリリースしてから50周年にあたる。『マッカートニーⅢ』は、『マッカートニー』と1980年にリリースした『マッカートニーII』の伝統に則り、ソロ作業で作られたセルフプロデュースの素朴な作品群になるとのこと。
なお、『マッカートニーIII』のアルバムジャケットと文字のデザインは、アメリカのアーティスト、エド・ルシェ。また、『マッカートニー』と『マッカートニーⅡ』の写真がリンダ・マッカートニーの手によるものだったことを踏まえて、『マッカートニーⅢ』の写真もポールの娘のメアリー・マッカートニーの写真をメインに、ポールの甥のソニー・マッカートニーの写真や、ポール自身が自分の携帯で撮った写真も使用されている。
『マッカートニーIII』は、デジタルとCDで発売されるほか、LPはサード・マン・プレッシングが製造、ビニール盤は通常の180g盤からサード・マン・エディションなる3000枚限定の手書きの番号が振られた赤のビニール盤、そしてサード・マン・レコードのオンラインストアで購入可能な333枚限定の“333”エディションが用意される。“333”エディションは『マッカートニー』『マッカートニーII』のビニール盤のリサイクルを33枚使用した、黄色に黒の水玉模様のビニール盤となっているそうだ。また、アメリカのインディ専門店舗限定で、手書きの番号が振られた4000枚限定のホワイト・ビニールLPなども発売される。
ポール・マッカートニー コメント
僕はロックダウンの時期を自分の農場で家族と過ごしていた。毎日自分のスタジオに通っていた。映画音楽の仕事を少ししなければならなかったんだけど、それがオープニングで使われることになった。それが終わった後で、さあ何をやろうか? と考えた。何年も前に少しだけやりかけた曲がいくつかあったけれど、いつも時間がなくなって半分くらいのところで終わっていた。だから、そういう曲にはどういうものがあったのかを思い出していった。そして毎日、その曲を元々書いた楽器でレコーディングを始めて、だんだんと楽器を足していった。とても楽しかったよ。仕事のために曲を書くのではなく、自分のために曲を作っている感じだった。というわけでやりたかったことをやったんだ。それがアルバムになるとは思ってもみなかった。
■リリース情報
ポール・マッカートニー
『マッカートニーIII』
2020年12月11日(水)発売
購入はこちら
<日本盤のみ>
★解説・歌詞対訳付
【1CD】
2,500円+税
輸出禁止商品
作詞・作曲・プロデュース:ポール・マッカートニー
カバー・ロゴ:エド・ルシェ
メアリー・マッカートニー、ソニー・マッカートニー、ポール自身の写真(家族ぐるみ)の写真をフィーチャーしたソフトバック仕様
16ページのブックレット
メイド・イン・“Rockdown”
【1LP】<直輸入盤仕様/生産限定盤>
5,000円+税
作詞・作曲・プロデュース:ポール・マッカートニー
カヴァー・ロゴ:エド・ルシェ
メアリー・マッカートニー、ソニー・マッカートニー、ポール自身の写真(家族ぐるみ)の写真をフィーチャーしたゲートフォールド仕様
180gブラック・ヴィニールに、プリントされたインナースリーヴ付
メイド・イン・“Rockdown”
■関連リンク
ポール・マッカートニー 日本公式サイト