VR能「攻殻機動隊」に、野村萬斎「能楽の未来形」
ステージ
ニュース
VR能「攻殻機動隊」メインビジュアル
11月28・29日に東京・東京芸術劇場 プレイハウスで上演されるVR能「攻殻機動隊」再演に向けて、野村萬斎がコメントを寄せた。
8月に東京・世田谷パブリックシアターで上演されたVR能「攻殻機動隊」は、士郎正宗のマンガ「攻殻機動隊」を原作に、最先端技術を駆使して立ち上げられた新作能。本作を体験した萬斎は、「攻殻機動隊と能を繋ぐVR、あの世とこの世、彼岸と此岸、虚と実を繋ぐ能楽の未来形である」とコメントを寄せた。
本作では、舞台「攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE」を手がけた奥秀太郎が演出を、テレビアニメ「攻殻機動隊」シリーズを手がけた藤咲淳一が脚本を担当。また映像技術を明治大学の福地健太郎教授、VR技術を東京大学の稲見昌彦教授が担当するほか、11月の公演には坂口貴信、川口晃平、谷本健吾、観世流能楽師の観世三郎太が出演する。
またこのたび、福岡公演が決定。12月20日に福岡・博多座にて上演され、出演者には坂口貴信、谷本健吾、観世三郎太、喜多流能楽師の大島輝久ほかが名を連ねた。福岡公演は、第1幕がVR能「攻殻機動隊」(改訂版)、第2幕が「3D能の世界『清経、船弁慶、石橋』」という構成になっている。
VR能「攻殻機動隊」
2020年11月28日(土)・29日(日)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス
2020年12月20日(日)
福岡県 博多座
原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社)
演出:奥秀太郎
脚本:藤咲淳一
映像技術:福地健太郎
VR技術:稲見昌彦
出演:(東京公演)坂口貴信、川口晃平、谷本健吾、観世三郎太 / (福岡公演)坂口貴信、谷本健吾、観世三郎太、大島輝久 ほか