劇団四季 新劇場が開場! こけら落とし公演ミュージカル『オペラ座の怪人』開幕
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ミュージカル『オペラ座の怪人』初日カーテンコール
10月24日(土)、東京・竹芝に位置する劇団四季の新劇場・JR東日本四季劇場[秋]が開場。そのこけら落とし公演として、ミュージカル『オペラ座の怪人』が無事開幕した。
この劇場は、隣接するJR東日本四季劇場[春]と併せ、竹芝ウォーターフロント開発によって開業した複合施設「WATERS takeshiba」の一角に誕生。1998年から2017年まで同地にあった旧・四季劇場では、19年にわたり、首都圏での活動拠点として、観客と多くの感動を分かち合ってきた。この伝統と歴史を受け継ぎつつ、新たな時代に文化・芸術のイノベーションを起こす場として、装い新たに再オープンした。初日公演前には、劇場前にてテープカットセレモニーも行われた。
ミュージカル『オペラ座の怪人』は、仏作家ガストン・ルルーの同名小説をもとにしたミュージカル。パリ・オペラ座の地下に棲み、歌姫クリスティーヌに恋をする“怪人”の悲しいまでの愛の様が、“21世紀のモーツァルト”アンドリュー・ロイド=ウェバー(『キャッツ』、『エビータ』他)の流麗で重厚な旋律によって紡がれる。劇団四季でも節目節目で上演されてきた人気作だ。初日公演の客席では、新劇場の幕開けを心待ちにしていた観客より熱い拍手がおくられた。
以下、10月24日(土)の開場セレモニーより劇団四季の吉田智誉樹社長とオペラ座の怪人役をつとめる佐野正幸のコメントを紹介。
四季株式会社(劇団四季)代表取締役社長
吉田智誉樹(よしだ ちよき)コメント
本日『オペラ座の怪人』の初日、そしてJR東日本四季劇場開場の日をようやく迎えることができました。本劇場の開場をお待ちいただいた皆様に、心よりお礼を申し上げます。
『オペラ座の怪人』は、四季が新しい挑戦を行う際に上演してきた演目です。1990年代に建設した各地の四季専用劇場のほぼすべてで、本作がオープニングを飾りました。全国で多くのお客様に愛された作品が、奇しくも今回もこけら落としを担うことになりました。これからも私たちは、この劇場を拠点に、舞台を通してお客様に「生きる喜び」をお届けして参ります。ご支援賜りますよう宜しくお願いいたします。
オペラ座の怪人役
佐野正幸(さの まさゆき)コメント
新劇場の記念すべきこけら落とし公演に携わることができ大変光栄です。ここからまた劇団四季の新たな歴史が始まることとなり、身が引き締まる思いがいたします。
『オペラ座の怪人』は30年以上にわたって四季で大切にされてきた作品の一つです。今回の上演にあたり、再び真摯に役と向き合い、怪人の心の機微を丁寧に演じていきたいと思います。19世紀のオペラ座で繰り広げられる美しく悲しい愛のドラマを通して、お客様の心に作品の感動をお届けできましたら幸いです。
劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』
10月24日(土)~ロングラン上演
会場:東京・清水建設ミュージカルシアター JR東日本四季劇場[秋]
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