向井理と藤ヶ谷太輔、中井貴一の主演ドラマ「華麗なる一族」で兄弟に
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「華麗なる一族」キャラクタービジュアル。左から向井理演じる万俵鉄平、藤ヶ谷太輔演じる万俵銀平。
中井貴一が主演を務める「連続ドラマW 華麗なる一族」に向井理と藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が出演することがわかった。
山崎豊子の小説をドラマ化した本作は、高度経済成長期の日本を舞台に、中井演じる阪神銀行頭取・万俵大介とその一族の繁栄、崩壊を描く物語。大河ドラマ「軍師官兵衛」の前川洋一が脚本を手がけ、「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」の西浦正記が監督した。
向井は大介の息子である万俵家の長男・鉄平、藤ヶ谷は次男・銀平を演じる。鉄平は、万俵コンツェルンの一翼を担う阪神特殊製鋼で高炉建設に情熱を燃やす鉄鋼マンという役どころ。一方、いずれは頭取の座を継ぐ阪神銀行貸付課長の銀平は、冷めたエリート銀行員だ。阪神銀行のさらなる発展を遂げるために大介が企てた計画により、2人は大きく運命を狂わせていく。
向井は「あまりにも有名な原作ですし、過去に何度も映像化されている作品なので、身が引き締まる思いでした」とオファー時を述懐し、「『華麗なる一族』という怪物に立ち向かうには、今までの俳優人生の全てを賭して挑まなければなりません」と意気込む。藤ヶ谷は、役柄について「彼は無感動な表情で、はっとなるような冷たい事を平気で言うニヒルな面が常にあります。しっかりとニヒルな面を使い分けられるよう、監督を始めチームと創っていけたらなと思っております」と語り、「ドロドロとした愛と憎しみに満ちた、汗と脂の結晶のような重厚な人間ドラマ。それぞれにある秘密や過去にも注目し新たな『華麗なる一族』をお楽しみください」とメッセージを送った。
全12話の「連続ドラマW 華麗なる一族」は、WOWOWプライムで2021年春に放送される予定。
WOWOW開局30周年記念「連続ドラマW 華麗なる一族」
WOWOWプライム 2021年春放送予定
向井理 コメント
万俵鉄平役が決まったときの印象や意気込み
あまりにも有名な原作ですし、過去に何度も映像化されている作品なので、身が引き締まる思いでした。
また、万俵鉄平という役は凄まじい運命を背負った人物です。万俵鉄平をどう演じるかというより、どう生きるかということを強く意識して臨もうと思っています。
最初に脚本を読んだときの感想
初めて台本を読んだ時、喜怒哀楽様々な感情が揺さぶられ、重厚かつ複雑な人間関係のなかにも横たわるリアリティに圧倒されました。当時の時代背景などを勉強する中でも、いかにこの作品が異質な光を放っていたのかと驚嘆します。二度目に読んだ時、悔しさと苦しさに涙しました。そして泣くことすら許されなかった万俵鉄平という男を演じると考えると、改めて身震いする思いです。
視聴者へのメッセージ
「華麗なる一族」という怪物に立ち向かうには、今までの俳優人生の全てを賭して挑まなければなりません。
既に撮影は始まっていますが、全ての撮影が終わった時、果たして自分はどうなっているのか。
食うか食われるかわかりませんが、見応えのある作品になるよう一所懸命努めて参ります。
藤ヶ谷太輔 コメント
万俵銀平役が決まったときの印象や意気込み
今回「華麗なる一族」への出演が決まりとても驚いたと同時に、とにかく嬉しかったです。経験豊富な皆様と「お芝居」が出来る環境にすでに高揚しております。今回演じる「万俵銀平」は万俵家の次男です。彼は無感動な表情で、はっとなるような冷たい事を平気で言うニヒルな面が常にあります。しっかりとニヒルな面を使い分けられるよう、監督を始めチームと創っていけたらなと思っております。嫌な奴に見えると思いますが、甘えや我慢なども丁寧に、そして彼がしゃべると空気やリズムが変わるよう演じられたらなと思っております。
最初に脚本を読んだときの感想
血の繋がりとはなんだろうか。家族とは、親族とは…そして誰をどこまで信じるのか。夢のために欲のために濁りに濁った重厚な人間ドラマ。しかしながらリアリティーも感じました。1960年代、日本の高度経済成長の時代を描いた名作だなと改めて思いましたし膨大なお金と、膨大な人間の気持ちが動く目の離せないドラマだなと感じました。
視聴者へのメッセージ
ドロドロとした愛と憎しみに満ちた、汗と脂の結晶のような重厚な人間ドラマ。それぞれにある秘密や過去にも注目し新たな「華麗なる一族」をお楽しみください。常に「銀平」の味方でいられるよう、しっかりと集中して演じて楽しみたいと思います。是非リアルタイムでご視聴いただければと思っております。よろしくお願い致します。