東宝とIMAXが邦画5作品の包括契約合意 『鬼滅の刃』『STAND BY ME ドラえもん 2』など
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東宝株式会社とIMAX Corporationが、映画の配給・興行・プレミアムシアターというパートナーシップを軸に、東宝配給邦画5作品のIMAX版劇場同時公開に関する包括契約に合意した。
本契約では、現在公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』と11月20日公開の『STAND BY ME ドラえもん 2』など5作品を含む。ハリウッド映画スタジオを除き、複数作品包括契約としてはIMAX最多となる。ほか未発表の3作品も、2021年のIMAX版同時公開に向け、順次発表される予定だ。
東宝株式会社代表取締役社長の島谷能成氏は、「2016年の『シン・ゴジラ』以来、信頼関係を深めてきたIMAXとのパートナーシップは、10月16日に公開した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』によって、更に強固なものになったと確信しています。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』や『STAND BY ME ドラえもん 2』のように、邦画は日々進化し、IMAXシアターに相応しいクオリティを獲得するに至りました。この複数作品契約を通し、IMAXシアターでの感動を、また作品の新たな発見をお客様に提供できることを、大変喜ばしく思います」とコメント。
IMAX最高経営責任者リチャード・ゲルフォンド氏は、「IMAXと東宝は、2014年に東宝グループにとって最初のIMAXシアターを導入して以来のパートナーです。そして、この複数作品包括契約を通し、東宝経営陣と長年に亘る関係を深めていけることを光栄に思います。日本市場は、現在ハリウッド作品が軒並み公開延期となる中でも、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』にみられるような大ヒット邦画作品によって力強い回復を見せており、IMAXにとっても成功した市場に成長しています」と語っている。
■公開情報
『STAND BY ME ドラえもん 2』
11月20日(金)公開
原作:藤子・F・不二雄
監督:八木竜一
脚本・共同監督:山崎貴
声の出演:水田わさび(ドラえもん)、大原めぐみ(のび太)、かかずゆみ(しずか)、木村昴(ジャイアン)、関智一(スネ夫)、宮本信子(のび太のおばあちゃん)、妻夫木聡(大人のび太)
主題歌:菅田将暉「虹」(Sony Music Labels Inc.)
配給:東宝
制作:シンエイ動画、白組、ROBOT
制作協力:藤子プロ・阿部秀司事務所
製作: シンエイ動画、藤子プロ、小学館、テレビ朝日、ADKエモーションズ、小学館集英社プロダクション、東宝、電通、阿部秀司事務所、白組、ROBOT、朝日放送テレビ、名古屋テレビ、北海道テレビ、九州朝日放送、広島ホームテレビ、静岡朝日テレビ、東日本放送、新潟テレビ21
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