「声優夫婦の甘くない生活」フェリーニへのオマージュ捧げた新ビジュアル公開
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「声優夫婦の甘くない生活」より「ボイス・オブ・ムーン」版ビジュアル。
イスラエル映画「声優夫婦の甘くない生活」より、フェデリコ・フェリーニの監督作「ボイス・オブ・ムーン」版のビジュアルが到着。あわせて新場面写真5枚も公開された。
1990年にソ連からイスラエルへ移民として渡った声優の夫婦ヴィクトルとラヤが、新天地で厳しい現実に直面しながらも奮闘するさまを描く本作。テレフォンセックスの仕事を始めるラヤをマリア・ベルキン、海賊版レンタルビデオ店で働き出すヴィクトルをウラジミール・フリードマンが演じる。自身も旧ソ連圏から移民した経験を持つエフゲニー・ルーマンが監督を務めた。
このたび公開されたビジュアルは、1990年に「ボイス・オブ・ムーン」が日本公開されたときのデザインをイメージしたもの。月に見立てた黄色い映画フィルムのリールが印象的だ。劇中では、ちょうど新作として発表されたこの映画を、フェリーニを敬愛するヴィクトルがイスラエルでも上映しようと奮起する。場面写真には、テレフォンセックスの電話を取るラヤや、映画館でカメラを回す男の隣に座るヴィクトルの姿などが捉えられた。
なお、本日10月27日に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町で開催されるジャパンプレミアイベントでは、来場者に「ボイス・オブ・ムーン」版ビジュアルのポストカードをプレゼント。10月31日からはヒューマントラストシネマ有楽町と東京・新宿武蔵野館の劇場ロビーにもポストカードが設置される予定だ。
「声優夫婦の甘くない生活」は12月18日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。