井ノ原快彦&道枝駿佑、渡辺俊美&登生親子の共通点に感嘆「俺たちめちゃくちゃ練習したのに」
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左から道枝駿佑、井ノ原快彦、渡辺俊美、渡辺登生。
映画「461個のおべんとう」の完成を記念した“親子試写会”が、本日10月28日に東京都内で開催された。このイベントに井ノ原快彦(V6)、道枝駿佑(なにわ男子 / 関西ジャニーズJr.)、そして映画の原作者である渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET、THE ZOOT16)と、彼の実の息子・渡辺登生が登壇した。
「461個のおべんとう」は、渡辺俊美が登生の高校生時代に3年間お弁当を作り続けた記録を綴ったエッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」を原作とした映画。主人公のミュージシャン・鈴本一樹役を井ノ原が、その息子・虹輝役を道枝が演じている。
井ノ原は渡辺をモデルにした一樹を演じるにあたっての役作りを「『僕に寄せなくていいからね』とは言ってくださっていたんですが、とても温かい方なので、例えば福島弁のイントネーションが出たりするようなところは盗ませていただきました」と振り返る。また渡辺は試写会で初めて映画を鑑賞したときの感想を「親子の記録として本を出したんですけど、それがちゃんとメッセージになっているのが伝わってきて。最後は泣いて監督と握手しました」と明かした。一方、登生は突然実の父親がカメオ出演したことに驚いたと話し「一気に現実に引き戻されました。頭の中がぐるぐるして」と鑑賞時の衝撃を語った。
イベント中には会場の観客や、SNSを通じて寄せられた質問に4人が答えるコーナーも。「自分の人生で影響を受けている人」という質問に道枝は「憧れのHey! Say! JUMPの山田(涼介)くんです。『金田一少年の事件簿』を観てジャニーズに入りたいと思ったので」と即答。登生は「お父さんの周りの大人たちに囲まれて育ったので、スチャダラパーとか電気グルーヴとか……そういう人たちの空気感に影響されてきました」と明かし、渡辺を「悪い影響だねえ(笑)」を苦笑させた。
「最近父親に似てきたなと思うところは」という話題では、登生が「声の波形が似てるって言われます」、渡辺が「リハーサルしなくてもハモリができちゃう」と明かすと、井ノ原と道枝はそろって「すげー!」と感嘆。井ノ原は「俺たちめちゃくちゃ練習したよな!?」、道枝は「撮影の合間でもすごくハモリの練習してくださって……」と、2人で挑んだライブシーンの苦労を振り返っていた。
また渡辺は「絆を感じたエピソードは」という質問に「ソウルセットかな。今年30周年を迎えて、(メンバー同士で)会わなかった時期もあったんだけど、お互い『あなたがいて僕がいる』みたいなものを確認しなくてもわかっている」と回答。井ノ原がソウルセットをモデルにした劇中のバンド・Ten 4 The Sunsについて「KREVAくんとやつい(いちろう)くんと『ソウルセットってこんな感じなんじゃないかな?』と演じました」と明かすと、渡辺は「あんなにははしゃがないです(笑)。でもあの一体感を出すのは難しいですよ、それを出せる3人の力はすごい」と絶賛した。撮影時がほぼ初対面だったという3人だが、井ノ原は全員に“25周年”という共通点があったと明かし「その絆を感じてほしい」とアピールした。