高橋克実が「世にも奇妙な物語」で家族を“アップデート”、「今を象徴している作品」
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「世にも奇妙な物語 '20秋の特別編」より「アップデート家族」。
「世にも奇妙な物語 '20秋の特別編」で高橋克実が主演を務めるエピソード「アップデート家族」のあらすじと場面写真が解禁となった。
チョモランマ服部原作による「アップデート家族」は、3世代で暮らす黒崎家の父・黒崎睦夫を主人公とした物語。うだつの上がらないサラリーマン・睦夫に高橋が扮し、父親を毛嫌いする高校生・夏海を吉川愛が演じている。睦夫は妻の洋子や娘の夏海から邪険にされ、家族そろっての朝食も殺伐としていた。「このままではいけない」と考えていた矢先、睦夫は「ファミリーアップデーター」という新製品の折り込みチラシを目にする。その晩、夏海が帰宅すると家の様子がおかしい。睦夫は「家族をアップデートして効率化を図ることにした」と言い出すのだった。
哀愁たっぷりに睦夫を演じた高橋は「最初に読んだときは、めちゃくちゃ面白かったです。ただ、何度か読んでいくうちになんだか怖く感じる部分が出てきて、どうやって<睦夫>を演じたら良いのかなと考えました。短い間にいろいろなことを考えさせられる、今というものをとても象徴している物語だと思いました」と本作について語っている。
タモリがストーリーテラーを務める「世にも奇妙な物語 '20秋の特別編」は、フジテレビ系で11月14日21時よりオンエア。高橋のほか広瀬すず、濱田岳、大竹しのぶが各エピソードで主演を務める。
土曜プレミアム「世にも奇妙な物語 '20秋の特別編」
フジテレビ系 2020年11月14日(土)21:00~23:10
高橋克実 コメント
出演が決まった感想
“久しぶりだな”というひと言でした。ただ、尺を聞いて“そんなに短いの?”とびっくりしました。
脚本を読んだ感想
最初に読んだときは、めちゃくちゃ面白かったです。ただ、何度か読んでいくうちになんだか怖く感じる部分が出てきて、どうやって<睦夫>を演じたら良いのかなと考えました。短い間にいろいろなことを考えさせられる、今というものをとても象徴している物語だと思いました。
自身の生活の中でアップデートするとしたら?
アップデートといえば、スマホでも時々“アップデートしてください”っていう表示がでるけど、世代的にちょっとついて行けてない。人間が周りのものを新しくしたいと思う気持ちはわかるんだけど、年齢的に“このくらいで良いだろう”と思っちゃう。例えば移動一つとっても、スピードが速いのは便利だし、良いことだと思うけど、鈍行に乗って、“この町はこんななんだな~”とか感じながら移動するのもいいのかな~なんて思っちゃうね。
現代の科学では説明できない現象などを信じる?
それはありますね。実際不思議な現象が自分自身に起こったことも過去に何回かあったので。例えば、酔いつぶれて寝ていたのに、母がちょうど亡くなった時間に偶然目を覚ましたりとか、きっとこれは母に起こされたんだなと思ったのを今でも覚えています。たまたまかもしれませんが、そういうことはあるな、と思います。
視聴者にメッセージ
便利になることが全てではないという、警鐘みたいなものにこのドラマがなれば良いなと思います。ドラマってどんな作品も、とらえ方によって見方はさまざまだと思いますが、例えば励みになったり、少しでも気持ちを動かすことができればうれしいと思います。
(c)フジテレビ