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濱口竜介監督、村上春樹の短編小説『ドライブ・マイ・カー』映画化 舞台俳優と亡き妻との記憶とは

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リアルサウンド

 村上春樹の短編小説『ドライブ・マイ・カー』が、濱口竜介監督により映画化されることが決定した。

 『ドライブ・マイ・カー』は、村上の短編小説集『女のいない男たち』(文春文庫刊)に所収されている短編小説。舞台俳優の主人公・家福を苛み続ける、亡き妻との記憶とは。計り知れない喪失と仄かな希望を描く。

 4人の女性の友情と心の機微を描いた5時間を越える『ハッピーアワー』は、ロカルノ、ナント、シンガポールをはじめ数々の国際映画祭で主要賞を受賞、2人の同じ顔をした男とその間で揺れ動く女性の歳月を描いた商業映画デビュー作『寝ても覚めても』は、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式選出、さらに第77回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した黒沢清監督作『スパイの妻<劇場版>』では脚本を担当した濱口監督。自ら映画化を熱望したという本作では、脚本も担当する。

 なお、映画の公開は2021年を予定している。

■公開情報
『ドライブ・マイ・カー』
2021年全国公開
原作:村上春樹『ドライブ・マイ・カー』(短編小説集『女のいない男たち』所収/文春文庫刊)
監督・脚本:濱口竜介
プロデューサー:山本晃久
製作:『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
制作プロダクション:C&I エンタテインメント
配給:ビターズ・エンド