アメリカの戦争に加担するなんて許せない…ドキュメンタリー「戦車闘争」予告公開
映画
ニュース
「戦車闘争」新場面写真
ドキュメンタリー「戦車闘争」の予告編がYouTubeで公開。新たな場面写真も到着した。
本作は、ベトナム戦争が終盤を迎えていた1972年、破損した戦車を神奈川・相模原の相模総合補給廠で修理し、再び戦地に送ろうとしていたアメリカ軍と「戦争に加担するなんて許せない」と憤り、およそ100日間抗議活動をした市民の姿を追うもの。抗議のため座り込みに参加した者だけでなく、彼らを排除しようとした側などあらゆる当事者、そして専門家など総勢54名の証言によって、この政治闘争の顛末を明らかにしていく。
予告編は、ナレーションを担当する泉谷しげるの「1972年というのは、若い奴らが本当に怒ってて」という言葉でスタート。市民によるデモ行進の様子も収められた。
本作が初の劇場公開作となる辻豊史が監督、「休暇」を手がけた小池和洋がプロデューサーを担当した「戦車闘争」は、12月より東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開。
(c)2020 戦車闘争の映画をつくる会/フィルム・クラフト