正体不明の飛行物体、逃げる馬、惨殺された村人…… 『バクラウ』日本版アートワーク&予告編公開
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11月28日から公開される『バクラウ 地図から消された村』より、日本版アートワークと予告編が公開された。
第72回カンヌ国際映画祭で『レ・ミゼラブル』とともに審査員賞を受賞した本作。前作『アクエリアス』で世界最高峰のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されたブラジルの俊英クレベール・メンドンサ・フィリオ監督が本作で描くのは、現代に警鐘を鳴らす暴力に彩られた寓話的世界。『蜘蛛女のキス』のソニア・ブラガ、ラース・フォン・トリアー作品の常連としても知られるウド・キアら国際色豊かなキャストが出演する。
村の長老である老婆カルメリータの死をきっかけに、故郷の村バクラウに戻ったテレサ。しかし、その日から村では不可解なことが次々に起こり始める。突然、村はインターネットの地図上から姿を消し、上空には正体不明の飛行物体が現れる。村の生命線である給水車のタンクに何者かが銃を撃ち込み、村外れでは村人が血まみれの死体で発見される。めったに現れないはずの他所者の来訪、それは血で血を洗う暴力と惨劇の幕開けだった。
公開された日本版アートワークには、頭上を飛び交う謎の飛行物体、緊張した面持ちで銃器を操る人々など不穏な景色が描かれている。
さらに予告編では、本編でも流れるジョン・カーペンター監督のトラック「NIGHT」も使用され、不可解な出来事とショッキングなヴァイオレンスの緊張感を一層昂ぶらせるものになっている。
■公開情報
『バクラウ 地図から消された村』
11月28日(土)シアター・イメージフォーラムにて公開
監督・脚本:クレベール・メンドンサ・フィリオ、ジュリアーノ・ドルネレス
出演:ソニア・ブラガ、ウド・キア、バルバラ・コーレン、トマス・アキーノ
配給:クロックワークス
2019/ブラジル・フランス/5.1ch/131分/字幕翻訳:上田香子/原題:Bacurau/R15+
(c)2019 CINEMASCOPIO – SBS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINEMA
公式サイト:http://klockworx-v.com/bacurau/