イラン国内でヒット、「ジャスト6.5」「ウォーデン」の予告編が同時公開
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「ジャスト6.5 闘いの証」
イランで2019年にヒットを飛ばした犯罪映画「ジャスト6.5 闘いの証」と「ウォーデン 消えた死刑囚」の予告編が、YouTubeでそれぞれ公開された。
「ジャスト6.5 闘いの証」は薬物撲滅警察特別チームの一員であるサマドが、薬物売人の頂点に立つ大物ナセル・ハグザドを追うさまを描くスリラー。サイード・ルスタイが脚本と監督を担当し、第32回東京国際映画祭ではルスタイが最優秀監督賞、ナヴィッド・モハマドザデーが最優秀男優賞に輝いた。予告編には刑務所のシーンやリアルなイランの状況がうかがえる場面も収められており、息をのむような展開が続く。
一方の「ウォーデン 消えた死刑囚」は、1966年、イスラム革命前のイラン南部にある刑務所が舞台に。移転を目前とした刑務所で、1人の死刑囚が姿を消したことから混乱が巻き起こるさまを描く。脚本と監督を担当したのはニマ・ジャウィディ。モハマドザデー、パリナーズ・イザドヤールらが出演した。予告編では、所長のヤヘド少佐が死刑囚を捜索するさまが緊張感たっぷりに映し出される。
「ジャスト6.5 闘いの証」「ウォーデン 消えた死刑囚」は、2021年1月より東京・K's cinemaほか全国で順次公開。
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