大倉忠義が成田凌に「好き好き言われると恥ずかしい」、思い出は“ジャニーズの前髪”
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左から大倉忠義、行定勲。
「窮鼠はチーズの夢を見る」の大ヒット記念舞台挨拶が本日10月30日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、主演の大倉忠義(関ジャニ∞)と監督の行定勲が登壇した。
水城せとなのマンガを実写映画化した本作は、学生時代から受け身の恋愛を繰り返してきた主人公・大伴恭一と、彼に一途なアプローチを繰り返す今ヶ瀬渉の揺れ動く恋模様を描く物語。恭一役を大倉、今ヶ瀬役を成田凌が務めた。
9月11日に封切られ、興行収入が現時点で7億円を突破した本作。大倉は「自分で言うのもなんですが、代表作になればいいな」と作品への思いを語る。脚本の執筆段階から恭一役には大倉が想定されていたそうで、行定は声に魅力を感じたと述べたあと「常にちょっと謎めいていて説明的じゃない感じがあった。無自覚な色気がある人がいいと思って」とキャスティング理由を説明する。それを受けて大倉は「ありがたいですよね」と感謝しつつ「(自分のことを)本当の本当は誰も知らないというのがうれしくてたまらない。もう一生かけて見つけてほしい」と笑った。
そして大倉は、先頃行われた舞台挨拶で成田が自身について愛情たっぷりに語っていたことに触れて「僕も好きなんですけどね。好き好き言われるとちょっと恥ずかしいんですよ」とぽつり。成田が撮影の合間に見せる素顔に関しては「すごいかわいかったですよ」とコメントし、「ジャニーズフリークで『ジャニーズ独特の前髪に憧れてたんですよ』『一本だけ垂らしてこう分けるのってジャニーズの定番でしょ? これ、学生のときに真似してたんですよ』と熱く語っていて。そういえば自分もデビュー当時そういう髪型をしていたな」と思い出深いエピソードを披露した。
イベントでは、サプライズで行定が大倉へ手紙を贈る場面も。MCによって「時に感情が抜け落ちたような表情が大人の色気を放っていた俳優・大倉の今後の活躍に期待せずにはいられません」「またみんなが驚く役を一緒に作りたいと思っています」とのメッセージが読み上げられると、大倉は「思い返せばいろいろありましたね」と感慨深げな表情を見せ、「行定さんと出会えたのは大事なご縁。成田くんともまた違う作品で共演したいですねと話していました」と2人との再タッグに期待した。
「窮鼠はチーズの夢を見る」は全国の劇場で上映中。
※「窮鼠はチーズの夢を見る」はR15+指定作品
(c)水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会