ダメ父・草彅剛の姿も 西加奈子原作×14歳の山崎光主演『まく子』場面写真
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©2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)
映画『まく子』の第1弾チラシビジュアルと場面写真が公開された。
2019年3月から公開される同作は、西加奈子の小説『まく子』が原作。小さな温泉街に住む小学5年生の少年・慧が、不思議な魅力を持つ転入生の美少女・コズエと出会い、彼女に秘められた秘密を知ることで、今まで見てきた世界が塗り替えられ、少しだけ大人へと近づいていく様が描かれる。慧役に14歳の山崎光、コズエ役に13歳の新音、女好きな慧の父・光一役に草彅剛、慧を温かく見守る母・明美役に須藤理彩がキャスティング。監督、脚本は鶴岡慧子が手掛ける。
公開されたチラシビジュアルには、原作の表紙になっている、西加奈子が描いた猿のイラストを使用。原作の装丁を手掛けた鈴木成一と西は、当初コズエを正面から描いた絵を表紙に使用する予定だったが、「どうしても猿の絵が描きたくなった」との西の申し出を受け、完成した猿の絵を見た鈴木が「すごくいいね。これでいきましょう」と話したことから現在の表紙が生まれたという。
場面写真には慧、光一、明美の一家3人とコズエの姿や、コズエの不思議な魅力に慧が戸惑いを見せるシーン、慧と光一が食卓で向かい合う場面などが確認できる。