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BBHF、北から南へ旅する青年の物語を描いた2枚組大作をオンラインライブで完全再現

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「BBHF LIVE STREAMING -YOUNG MAN GOES SOUTH-」の様子。

BBHFのオンラインライブ「BBHF LIVE STREAMING -YOUNG MAN GOES SOUTH-」が10月25日に配信された。

9月に2枚組の2ndアルバム「BBHF1 -南下する青年- 」をリリースしたBBHF。オンラインライブでは、北から南へ旅する1人の青年の物語を描いた本作の収録曲17曲を収録順に演奏し、その世界観を完全再現した。

設営中の会場の様子が早送りで流れる中、定刻の20:00を迎えると映像が切り替わってライブがスタート。会場の電源を入れる場面を映したあと、カメラがシールドを辿っていった先に尾崎雄貴(Vo, G)が現れ、「流氷」を歌い始める。各メンバーは流氷のような六角形の足場に立ち、距離を保ちながら演奏。2曲目の「月の靴」で井上嵩之演じる“青年くん”が暗闇の中に姿を見せたあと、「Siva」では高橋茅里がサックスで楽曲を彩り、「N30E17」ではダンサーの大渕水緒がエネルギッシュに踊るなど、ライブならではの演出を交えながらアルバムの世界観が表現されていく。「クレヨンミサイル」「リテイク」とポップな楽曲が続く中で披露された「とけない魔法」では、天井から光が射し、照明が楽曲の展開に合わせてカラフルに変化した。前身バンドGalileo Galileiのサウンドを彷彿とさせるアッパーな「1988」を経て、再び現れた“青年くん”が「南下する青年」の詩を朗読すると、会場は緑色の光に包まれて「鳥と熊と野兎と魚」へ。ここからアルバムの2枚目の楽曲が順番に披露されていく。

ライブはMCなしのノンストップで進行。大渕のダンスがフィーチャーされた「夕日」に続けて演奏された「僕らの生活」には、女性シンガー・Furui Rihoのコーラスがサックスの音色と共に加わり、より力強いアレンジで届けられた。ハンドクラップが印象的なゴスペル風のナンバー「疲れてく」から穏やかで心地いいサウンドの「君はさせてくれる」につなげたBBHFは「フリントストーン」のパフォーマンスを開始すると、徐々に演奏のテンポを上げ、そのまま「YoHoHiHo」へ。高揚感あふれる中、最後に披露された「太陽」では、メンバーの頭上にミラーボールが輝き、会場全体が眩い光で照らされる。その光の中に立つ“青年くん”をカメラが映し出すとライブはエンディングを迎え、配信画面にはスタッフロールが流れた。

本公演のチケットは明日11月1日21:00まで販売されており、購入者は同日23:59まで見逃し配信を視聴できる。

BBHF LIVE STREAMING -YOUNG MAN GOES SOUTH-
2020年10月25日 セットリスト

01. 流氷
02. 月の靴
03. Siva
04. N30E17
05. クレヨンミサイル
06. リテイク
07. とけない魔法
08. 1988
09. 南下する青年
10. 鳥と熊と野兎と魚
11. 夕日
12. 僕らの生活
13. 疲れてく
14. 君はさせてくれる
15. フリントストーン
16. YoHoHiHo
17. 太陽