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EXILE ATSUSHI、本日付でEXILEを勇退しソロ活動に専念「ここからが本当の人生のはじまり」

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EXILE ATSUSHI

EXILE ATSUSHIがEXILEを本日11月2日をもって卒業し、今後はソロ活動に専念することが発表された。

2001年9月にシングル「Your eyes only ~曖昧なぼくの輪郭~」でEXILEのボーカルとしてデビューしたEXILE ATSUSHI。EXILEでは約200曲を歌い、11枚のオリジナルアルバムを制作、15回のライブツアーを行ってきた。新型コロナウイルス禍でEXILE ATSUSHIは改めて自分と向き合って今後の人生を考える中で、限られた時間の中でソロのアーティストとして新たな夢に挑戦したいという思いが強くなり、40歳という節目を迎えたことを機にEXILEを離れるという決断をした。来年迎えるEXILEのデビュー20周年を待たず、グループを卒業するという決断を下した心境については、11月12日に出版されるEXILE ATSUSHIの書籍「サイン」につづられているという。

EXILE ATSUSHIの勇退に際し、EXILE ATSUSHIやEXILE HIROを含むEXILEメンバーはオフィシャルサイトを通じてコメントを発表。ATSUSHIは「僕にとってのEXILEは、21歳でデビューした時からずっと人生のすべてでした」とEXILEとしての活動を振り返り、「20年間の経験や学びはアーティストとしてだけでなく、社会というものを少しだけ理解しはじめたり、自分が生きるこの世界の仕組みを学ぶことになりました。だからこそ、ここからが、僕の本当の人生のはじまりだと、今は本気でそう思っています。歌という僕の祈りが1人でも誰かのためになれることを願って歌い続けたいと思いますので、これからのEXILE、EXILE ATSUSHIをあたたかく見守っていただけたら、嬉しく思います」とソロアーティストとして再出発する今の思いをつづっている。

EXILE HIROは「デビュー当時から苦楽を共にしてきたATSUSHIが新たな夢に向かってスタートする事は、一言では言い表せない感慨深いものがありますが、僕自身も7年前にグループを卒業し、EXILE HIROとしてEXILEの在り方を追求してきたように、ATSUSHIもこれからはグループとしてではなく、ソロ活動を通してEXILEを背負い、EXILEを表現していくのだと思います」とEXILE ATSUSHIへエールを送り、「ファンの皆さんには少し寂しい思いをさせてしまいますが、皆さんが大好きなEXILEは様々なエンタテインメントや作品を通して永遠に残り続け、新しい世代にも継承され、ATSUSHI自身もソロとしてEXILEを表現し続けることで、様々な形でこれからの未来へと繋がっていくと感じています」とEXILE発展への期待を述べている。また「今の時点では時期尚早かもしれませんが、EXILE ATSUSHIと新生EXILEとのコラボも近い将来必ず見ることができると思いますので、これからもメンバーひとりひとりのEXILE道を温かく見守っていただきたいと思います」とEXILE ATSUSHIと新生EXILEのコラボレーションについても言及している。

EXILEはダンスボーカルグループとしてはEXILE TAKAHIROとEXILE AKIRAを中心とした14人体制で活動を継続。ATSUSHIを含む15人体制ではラストとなるシングル「SUNSHINE」を12月16日にリリースする。なお「SUNSHINE」はCDの発売に先がけ、明日11月3日0:00に配信リリースされる。

また本日、LDHの有料動画配信サービス・CLでは、EXILE ATSUSHIのEXILE勇退についてEXILE ATSUSHIとEXILE HIROが語った対談の動画が配信開始された。

EXILE ATSUSHI コメント

いつもEXILEをあたたかく応援していただきありがとうございます。
今日は皆さんに僕からの大切なお知らせがありますので、ご一読いただければ幸いです。

2001年に21歳でJ Soul Brothersに加入し、2001年9月27日EXILEとしてデビューしてから約20年、今年、僕自身は40歳になり、EXILEは来年20周年を迎えようとしています。

そんな中、新型コロナウイルスにより世界中が経験したことのない社会状況になり、あらためて自分の人生を振り返る時間にもなりました。同時に、自分の人生の時間は有限であることを痛感させられ、アーティストとしてもそうですが、一人の人間として、40歳以降の今後の自分の人生について、どう生きていくべきかを考えるようになりました。

これからの生き方に真剣に向き合って考えた結果、2020年、40歳という節目の年に、一人の歌手として原点に戻り音楽と向き合う活動を新たにスタートするという決意が固まり、このたびEXILEという僕のすべてを育ててくれたグループでの活動に一区切りをつけ、卒業しソロ活動に専念する決意をいたしました。

なぜ、このような決断をすることになったかの細かい心模様の変化や、心境に関しては11月12日に出版させていただく書籍「サイン」に想いの全てを書かせていただきましたので、ここでは割愛させていただきたいと思います。

今回、僕が抜けることでEXILEの形はまた新しく変わることになります。
形を変え、進化していくこと。これは自分たちが決めたEXILEのあり方であると共に、EXILEの宿命でもあります。

ダンス&ボーカルグループとしてのEXILEでのパフォーマンスは、これからは14人のメンバーが中心となって「EXILE」を表現していくことになりますが、今でもHIROさんも、MATSUさん、USAさん 、MAKIDAIさんも、EXILEであり続け、19人のEXILE一人ひとりがそれぞれ、別の場所で、別の方法でEXILEを背負い、EXILEのあり方を表現しています。こういう存在の仕方が今までのアーティストの形にはない、"EXILE"というあり方なのだと思います。

僕にとってのEXILEは、21歳でデビューした時からずっと人生のすべてでした。毎年年末になれば、EXILEと共に年を越し、EXILEと共に春を迎え、EXILEと共に夏を過ごし、EXILEと共に秋を過ぎ、そしてまた、EXILEと共に冬を越してきました。

この約20年間の活動の中で、気づけばこれまでにグループだけでも約200曲もの楽曲を歌い、11枚のオリジナルアルバムを出し、15回のツアーを開催して、そこにソロの楽曲115曲、ソロツアー3回という、無謀とも言えるようなスケジュールを全速力で突っ走ってきたように思います。

それもこれも全ては、応援してくださるファンの皆さんがいてくださったからこそ、乗り越えることができたことです。本当に今でも心から感謝しています。

本当にありがとうございます。

今後も必要な時は、僕も作詞や作曲、楽曲の方向性など、いつでもHIROさんやメンバーと話し合いながらEXILEの楽曲を一緒に作り上げることに協力したいと思っていますし、これからも誇りを持ってEXILEのメンバーの一人として生き続けていきたいと思っています。

次のステージへと進化するために、40歳というのは、歌手として挑戦できる最後のタイミングではないかと感じています。
あと何回ツアーができるのか、あと何曲の歌を世に送り出すことができるのか。80歳まで健康でいられたとしても、60歳まで毎年ツアーができたとしてもあと20回できるかどうか。もし本当にそうであるのならば、これからの歌手生活、歌手人生において悔いのない20回のツアーをやり遂げたいと思っています。

そしてすでにブルーノ・マーズなどを手がける音楽プロデュースチーム「1500 or Nothin'」ともアルバム制作を契約し、海外での活動の準備をしていましたが、一度この新型コロナウイルスによってプロジェクトがストップしていました。しかし、今また少しずつ動きを再開させています。今後の海外での活動を本格化させるのも、いろいろなことを学びながら吸収し、成長していくことも、これからもずっと続けていくことではありますが、大きく羽ばたく時はこのタイミングしかないと感じました。

40歳からの新たな挑戦を機に、長年心の中で想っていた夢や、人としての生き方、個人としての活動などを通して、自分自身の人生をさらに一歩前に進めたいと感じています。きっと今後のソロでの音楽活動や、慈善活動など僕の活動をご覧いただくことで、少しずつですがその意味など、ご理解いただけるのではないかと思っています。

20年間の経験や学びはアーティストとしてだけでなく、社会というものを少しだけ理解しはじめたり、自分が生きるこの世界の仕組みを学ぶことになりました。だからこそ、ここからが、僕の本当の人生のはじまりだと、今は本気でそう思っています。

歌という僕の祈りが1人でも誰かのためになれることを願って歌い続けたいと思いますので、これからのEXILE、EXILE ATSUSHIをあたたかく見守っていただけたら、嬉しく思います。

EXILE HIRO コメント

先程ATSUSHIから発表がありましたが、EXILE ATSUSHIはグループとしてのEXILEを卒業し、EXILE ATSUSHIとしてソロ活動に専念する事となりました。

デビュー当時から苦楽を共にしてきたATSUSHIが新たな夢に向かってスタートする事は、一言では言い表せない感慨深いものがありますが、僕自身も7年前にグループを卒業し、EXILE HIROとしてEXILEの在り方を追求してきたように、ATSUSHIもこれからはグループとしてではなく、ソロ活動を通してEXILEを背負い、EXILEを表現していくのだと思います。

ファンの皆さんには少し寂しい思いをさせてしまいますが、皆さんが大好きなEXILEは様々なエンタテインメントや作品を通して永遠に残り続け、新しい世代にも継承され、ATSUSHI自身もソロとしてEXILEを表現し続けることで、様々な形でこれからの未来へと繋がっていくと感じています。

40歳を迎え、新たな夢への挑戦としてLAの音楽プロデュースチーム「1500 or Nothin'」ともアルバム制作の契約をし、海外での活動にも本格的に挑戦しようとしているATSUSHIを僕も応援していきたいと思いますし、ソロアーティストとしてのEXILE ATSUSHIの活動にとても期待しています。

また、今の時点では時期尚早かもしれませんが、EXILE ATSUSHIと新生EXILEとのコラボも近い将来必ず見ることができると思いますので、これからもメンバーひとりひとりのEXILE道を温かく見守っていただきたいと思います。

そして、グループとしてのEXILEもすでに14人のグループとして動き出しています。新生EXILEの迫力あるパフォーマンスを楽しみにしていただきたいですし、年末から来年に向けて積極的に活動していくと思いますので、是非期待していてください。

これからもLDHチーム一丸となり、コロナに負けず、ファンの皆さんに必ず喜んでいただける様々なエンタテインメントをお届けしていきたいと考えていますので、応援のほどよろしくお願い致します。