Snow Man 宮舘涼太×深澤辰哉の“だてふか”コンビ、互いを深く理解する2人 パフォーマンスではシンメのような動きも
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10月29日放送の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)にSnow Man・宮舘涼太が出演した。「この特技は誰だ? シルエットクイズ」第2弾の回答者として出演した宮舘は、パルクールを披露しながら登場。身体能力の高いジャニーズグループ=Snow Manという周知に一役買っていた。今回宮舘はソロで出演したが、『この差ってなんですか?SP』や『有吉ジャポン II ジロジロ有吉』(ともにTBS系)などバラエティ番組へは深澤辰哉と共に出演する機会が多かった印象だ。そこで今回は、息の合ったトークを見せてくれる深澤と宮舘の“だてふか”に注目したい。
年の離れたメンバーが増えたこともあり、以前にも増してわちゃわちゃした雰囲気が楽しいSnow Man。最年長としてメンバーをまとめながらMCを担当する深澤と、メンバーたちを高貴な微笑みで見守りつつも時折繰り出すキラーワードでスパイスを入れる宮舘は、9人のメンバーの中でも安心して見ていられる包容力抜群なコンビではないだろうか。特にトークでの安心感は絶大で、2020年5月7日放送の『Snow Manの素のまんま』(文化放送)でもそれが見えていた。この日は深澤と宮舘がパーソナリティを務め、珍しく宮舘の仕切りで進行。その進行もスムーズだったが、トークの掛け合いが心地よかった。2人とも適切に相槌を入れながら相手の話を最後まできちんと聞き、受け入れ、その上で反応しているため、非常に聞きやすいのである。2人の包容力があるからこそ、安心感のあるトークに繋がっているのだろう。
一方で、下ネタではしゃぐという等身大の無邪気さや、宮舘の痛みへの耐久力の高さと深澤の三枚目に徹したボケというバラエティに最適なキャラなど、ツッコミどころがある姿をみせてくれるところも彼らの魅力だ。いつもしっかり者の2人の“隙”が垣間見えるのは、どこか微笑ましい。
そんな“だてふか”は、お互いのことを深く知っている理解者同士だと感じる。例えば、『ViVi』の「Snow Manのメンバーによるメンバーのトリセツ」では、「(深澤は)流行り物に、いい意味で執着するタイプ。彼を見れば世の中の流行がわかります(笑)」(宮舘)、「アイドル業に万能だから誤解されやすいけど、実はめちゃくちゃ努力家。努力に裏打ちされた気品、説得力がある。怪我しても言わないんです。俺だったらすぐ言うのに(笑)」(深澤)とお互いのことを語っている。相手のことを知り尽くしているからこそ言える、長所を的確に表現している言葉ではないだろうか。
こうした息の合い具合は、パフォーマンスにおいても見られる。もともと深澤は岩本照、宮舘は渡辺翔太とシンメとされていたが、昨今では“だてふか”がシンメのような動きをすることも多い。デビューシングル表題曲「D.D.」では、Aメロの前で2人が跳び前転をし、宮舘から深澤へとパートが繋がっていく。2ndシングルカップリング曲「君の彼氏になりたい。」でも、宮舘から深澤、深澤から宮舘へつながるパートがあったり、対角線上でダンスをするフォーメーションが多かったり。タイミングがポイントとなるパフォーマンスを見せてくれているのである。
お互いを理解して受け止め、グループを盛り上げつつも、無邪気に笑顔を見せる時もある“だてふか”。安心して見ていられるこのコンビは、Snow Manの中の癒やしであるとも言えそうだ。