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台湾ニューシネマ旗手の1人、「光陰的故事」のチャン・イーが68歳で死去

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チャン・イー

エドワード・ヤンらが参加したオムニバス映画「光陰的故事」の1編「名を名乗れ」(原題「報上名来」)を手がけたチャン・イーが、11月1日に死去したと新浪などが報じた。68歳だった。

台湾ニューシネマの旗手の1人として知られるチャン・イーは、1985年に当時、彼の妻だった蕭颯(シァオサー)の小説を実写化した「我這樣過了一生(原題)」で金馬獎の最優秀作品賞や監督賞などを受賞。そのほかの監督作に「玉卿嫂(原題)」「我的愛(原題)」などがある。「我這樣過了一生」で金馬獎の最優秀主演女優賞に輝いたロレッタ・ヤンとの不倫が明るみに出たことから映画界を引退。2人でガラスアートを制作・販売する「琉璃工房」を立ち上げ、ガラス工芸家としても活躍した。その後2017年にアニメーション映画「傷心わんこ」(原題「狗狗傷心誌」)で復帰。同作は第13回大阪アジアン映画祭で上映され、プロデューサーを務めたロレッタ・ヤンとともに来日した。

(情報・写真提供:新浪)