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ロックダウン前後のパリを撮影 渡辺隆信の写真展が代々木上原No.で開催

アート

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CINRA.NET

渡辺隆信作品

渡辺隆信の写真展『déconfiné Takanobu Watanabe Photo Exhibition』が、11月3日から東京・代々木上原のNo.で開催される。

同展では、デンマークとフランスを拠点に活動する映像作家、写真家の渡辺隆信が、ロックダウン前後のフランス・パリの情景を撮り溜めた写真を展示。展示会場となるNo.で提供されているコーヒーを染料とした額装は、村山圭、山際悠輔、吉田⻯二によるプロジェクトユニット「Hyle」が制作する。バーテンダーの荻原将司による「パリジャン」というクラシックカクテルを限定コラボレーションとしてアレンジして提供。タイトルの「déconfiné」は、ロックダウン解除後のパリで使われた「脱隔離」の造語だという。

渡辺隆信のコメント

普段のパリではアートや政治、家族の話に花を咲かせる人たちがカフェ、レストランのテラス席を埋めつくしている。パリジャンは、外で人と会うのが好きだ。
そんな彼らも、3月からおよそ2ヶ月のあいだ、ロックダウンを経験した。生きがいを見失いながらも、ベランダ越しの拍手でお互いを励まし合う。
ロックダウン解除後、冬は去り、そこにはすっかり夏の眩しい光が射しこんでいた。そして人々は再び街へと足を伸ばし、友人たちとの再会を果たす。観光客のいないパリはヌーヴェルバーグの時代にかえったような美しさを取り戻し、ささやかな幸せを抱きしめている──。