麻実れい50周年コンサートの延期公演決定、旭日小綬章の受章コメントも到着
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「『麻実れい芸能生活 50周年記念コンサート』三重奏~Rei Asami Trio~」が、来年3月30日に東京・ヤマハホールで上演される。
麻実れいの芸能生活50周年を記念して行われるこのコンサートは、今年6月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になっていた。延期公演の出演者には麻実、ピアノの北島直樹が名を連ねるほか、バイオリンの寺井尚子が特別出演。また来年4月4日には、兵庫・宝塚ホテルでディナーショーも開催される。
併せて麻実が旭日小綬章を受章したことも明らかに。麻実は受章の喜びを、「これからも私の道は続きますが、この度の受章でいただいた大きな勇気をもって、私らしく、ひとつひとつ、今を大切にしながら歩んで参りたいと思います」と語っている。
なお麻実の最新出演舞台となる三島由紀夫没後50周年企画「MISHIMA2020」は、11月25日から12月8日までアンコール配信される。
麻実れいコメント
この度、旭日小綬章を賜ることとなり、これもひとえに皆様のおかげと心より深く感謝しております。
宝塚大劇場で初舞台を踏んでから今年で50年を迎えました。こんな私がよくここまで舞台役者として生きてこられたものだとびっくりしております。
振り返りますと、宝塚歌劇を退団してからは、ミュージカル「シカゴ」のヴェルマ・ケリー役から始まり、次に江守徹さんとご一緒させていただいたストレートプレイ「マクベス」と続き、私は幸せなことに最初からずっと、豊かな作品に恵まれてきました。素晴らしいスタッフ、キャスト、カンパニーの皆様、全てのお客様に感謝しています。
今年はコロナの影響で公演が中止となり、長い自粛生活を経験いたしました。これは素敵なお休みをいただいたのだと前向きに考えるようにいたしましたが、このまま舞台に立つことができなくなれば、舞台人としての気力、体力も失ってしまうのではないかという不安が募る日々でもありました。
そんな時、今年の9月に上演した三島由紀夫作品「班女」の実子役をいただきました。久しぶりに舞台に立って感じた喜び、楽しさ、幸せ、そしてお客様からの拍手は体中に沁みるものでした。演劇者の私にとって舞台はこんなに大切な場所なのだと、改めて実感いたしました。
これからも私の道は続きますが、この度の受章でいただいた大きな勇気をもって、私らしく、ひとつひとつ、今を大切にしながら歩んで参りたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
「『麻実れい芸能生活 50周年記念コンサート』三重奏~Rei Asami Trio~」
2021年3月30日(火)
東京都 ヤマハホール
出演:麻実れい / 北島直樹(Pf)
特別出演:寺井尚子(Vn)
「『麻実れい芸能生活 50周年記念ディナーショー』三重奏~Rei Asami Trio~」
2021年4月4日(日)
兵庫県 宝塚ホテル