オンバト懐かしむFKDZ本気ネタバトル、三拍子&ふんど6が545KB獲得
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「あなたたちです!」とポーズを決める三拍子、磁石、流れ星、オジンオズボーン、キャン×キャン玉城。
昨日9月19日、FKDZの本公演「FKDZ 12th LIVE ~再会~」が東京・北沢タウンホールにて開催され、オジンオズボーン、キャン×キャン玉城、三拍子、磁石、ダブルブッキング、流れ星、ななめ45°の土谷と下池、風藤松原、マシンガンズ、和賀勇介が出演した。
今回の公演は、今年6月に行われた「FKDZ 11th LIVE ~再発~」で流れ星・瀧上が「(自分たちは)オンエアバトルで輝いていた世代だから、ああいう感じのバトルライブをしたい。ここのみんなで、またもう1回本気で戦ってみませんか?」と提案したことから実現。1999年から2014年まで放送されていた「爆笑オンエアバトル」「オンバト+」と同じルールで、FKDZのメンバーがネタバトルを繰り広げた。
ライブではまず、各メンバーのオンバトでの戦績を振り返りながらトークすることに。ダブルブッキングの初登場が1999年オンエアの第11回であることが発覚すると、川元は「ラーメンズとかと戦ってた。あとチャップリン」とコメント。ほかのメンバーは「そんな昔!? チャップメンじゃなくて!?」と懐かしいコンビ名を挙げて笑いを誘う。また磁石・永沢は「当時は本当にオンバトに懸けていた。2週間くらい泊り込んで練習してたからね」と並々ならぬ思いで収録に臨んでいたことを明かした。
続く「オンバトあるある」のコーナーでは「オンエアされると番組のTシャツがもらえる」(三拍子)、「地方大会の思い出が色濃く残る」(流れ星)、「初期は松本人志さんの影響で、オンエア獲得したのに喜んでる感じを出さない芸人が多かった」(磁石)といった“あるある”が飛び出す。さらに「グレートチキンパワーズの玉0個伝説」「タイムマシーン3号が545KBを達成した裏で三拍子・久保がめちゃくちゃ怒られていた事件」などのエピソードも語られた。
ライブが中盤に差し掛かり、いよいよネタバトルがスタートすると、トップバッターの三拍子を皮切りに挑戦者たちが渾身のネタを披露。流れ星の「はい、流れ星!」、磁石の「NとSでピタッ!」といった懐かしのフレーズが飛び出すと客席からは歓声が上がり、司会のキャン×キャン玉城は「全組しっかりしすぎ!」と各組の本気ぶりに驚いていた。そのほか、三拍子・高倉を中心とする「ふんど6」や、ななめ45°の土谷と下池による「ななめ15°」といったスペシャルユニットも奮闘。トリを務めた和賀勇介は安室奈美恵ならぬ“和室賀美恵(わむろがみえ)”として客席を練り歩いてのパフォーマンスを繰り広げたが、「磁石・永沢さんの思いつきでやらされている」「よくこんな茶番に拍手できるわね」「昨日から憂鬱だったわよ」と不満を口にしている。
審査は客席前方の30人が、面白いと思った挑戦者のバケツにピンポン玉を転がす形式で行われた。これをオンバト独自の単位「KB(キロバトル)」に換算した結果、三拍子とふんど6が満点の545KBを獲得。さらに磁石が530KB、流れ星が500KB、オジンオズボーンが470KBで“オンエア(エンディング登場)”に。一方、エンディングに参加できないオフエアとなってしまったマシンガンズの西堀は「オフエアのメンバーを見たら……妥当ですね」と切なげな表情でコメントし、敗者たちと舞台裏にはけていった。
最後は本家オンバトと同様、オンエアの5組がステージ中央に集結。「新しい笑いを作るのは挑戦者の皆さん、そしてライブを観に来ている……」という玉城のセリフに合わせて「あなたたちです!」とポーズを決めてみせると、会場からは鳴りやまない拍手が送られた。
「FKDZ 12th LIVE ~再会~」ネタバトル結果
●オンエア
三拍子(545KB)
ふんど6(545KB)
磁石(530KB)
流れ星(500KB)
オジンオズボーン(470KB)
●オフエア
ダブルブッキング(440KB)
風藤松原(425KB)
和賀勇介(365KB)
マシンガンズ(335KB)
ななめ15°(200KB)