Charaが映画「ゾッキ」の音楽監督を担当、主題歌は息子HIMIとデュエットした「私を離さないで」
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Chara (c)2020「ゾッキ」製作委員会
Charaが2021年春に公開される映画「ゾッキ」の音楽監督を担当する。
映画「ゾッキ」は竹中直人、山田孝之、齊藤工の3人が監督を務め、マンガ家・大橋裕之の初期短編集「ゾッキA」「ゾッキB」を実写化した作品。竹中からオファーを受けて、キャリア初の音楽監督を務めることを決めたというCharaは、「冷蔵庫にある物で、基本食べたいもの作る様な感じというか その中で、選択がオイスター味とケチャップ味とのピーマンの肉詰めできるけど、どっちがいいです?みたいな感じといいますか 気合を入れ過ぎない音楽監督だと思います」とコメントしている。映画の主題歌「私を離さないで」はCharaが作詞を手がけ、息子のHIMIと2人で作曲した楽曲。この曲で2人は初のデュエットを披露している。
Chara コメント
原作が大橋君で
実写で、このメンツなので
普通じゃないから
だから、いいな~と思って
独特過ぎて
他の音楽監督とは、全く違くていいのだな
そう思って初めから
安心してた
映画は、監督の物っていう考えが私にはあるので
竹中さんが、直感で決めたことなのかな?
私に音楽を頼みたいと言っていたのは
なので、私も直感スイッチオンのままで、緩やかにやることにしたんです
冷蔵庫にある物で、基本食べたいもの作る様な感じというか
その中で、選択がオイスター味とケチャップ味との
ピーマンの肉詰めできるけど、どっちがいいです?
みたいな感じといいますか
気合を入れ過ぎない音楽監督だと思います
長くなるので、この辺でやめておきますね
(オイスターとケチャップ混ぜても美味しいんですよね)
主題歌については、息子のHIMIとやりたかった
1番私がしがみついているもの
愛だから
ファミリーだしね、私達
見えないもので繋がっているから
ゾッキ森の中にある独特の木のような1曲で
やさしくて、何言ってるかわからなくても良かった
なんだかよく分からない
それがゾッキっぽいと思ったの
竹中さんが、「チャラが歌えばそれでいいんだよ! 何言ってるか分からなくていいんだ!!」って言ってくれて、この人凄いなと思ったものです。
それぞれの監督のグルーヴを感じて
森のように共生して生きる植物的なイメージで
役者さん達を活かせる小さな妖精のような監督仕事だった気がします~(多分、世界一適当な音楽監督です)
今日の夕飯は、ピーマンの肉詰めに決定ですね
竹中直人 コメント
《ゾッキ》を映画にしたい!と思った時、フッとCharaの歌声が浮かんできました。それはゆるぎなかった。いつも自分が監督する時はその時に直感的に浮かんだ方々に映画音楽をお願いしてきました。《無能の人》(1991)ゴンチチ、《119》(1994)忌野清志郎さん、《東京日和》(1997)大貫妙子さん…
今回はもう絶対Charaしか考えらなかった。CHARAが作りあげるサウンドトラックを聴いてみたかったのです。そしてダメ元でCharaに連絡しました。「Chara! 久しぶり! あのね…Charaにお願いがあるんだ…Charaに《ゾッキ》の映画音楽を絶対にやってもらいたいんだ!」と…。
本当に素晴らしいサウンドトラックが出来ました。デモテープを送ってくれるたび感動していました。全ての曲が完璧でムダがなかった。痺れまくりでした…。Charaは本当に最高!! ぼくたちが作り上げた《ゾッキ》の世界にCharaの作り出した音楽は優しく柔らかく時にエロチックにそしてチャーミングに寄り添ってくれました! Chara本当に本当にありがとう! もうそんな感じです!
山田孝之 コメント
Charaさんの作り出す独創的な世界観とゾッキ、パズルが解けたときのようにカチッと音が聞こえました。
編集が終わった映像と共にスタジオに入らせて頂き、ミュージシャンの方々とコミュニケーションをとりながら音を完成させていく時間はとても幸せなひとときでした。
おかげさまで、ゾッキは声も素敵な作品に仕上がりました。
齊藤工 コメント
音楽監督Charaさんは
全てが丁寧で迅速で的確かつ遊びがあって
現場や作品を支え続けて下さいました
事前に頂いていた作品イメージのプレイリスト
そして本作の為に進行形で作って下さった楽曲のデモをかけながら
Charaさんの司る音楽に包まれながら齊藤組は撮影させて頂きました
Charaさんの元に集まった他のアーティスト方も素晴らしく
関わった映画ながら
近年でこんなにもサントラが欲しい邦画はありません
大橋裕之 コメント
劇中の音楽を聴くためだけに、映画を再度見返したくなります。Charaさんが作ってくださった音楽のおかげで、映画の奇天烈な部分と温かい部分がより一層輝いて見えます。
ありがとうございました!