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船上で華々しく「日本の劇場文化 復活祈願祭」に市川海老蔵「エンタメの発展を」

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「日本の劇場文化 復活祈願祭」より、「迦具土之舞」(「SOU〜創〜」より 作:長田育恵)。

「日本の劇場文化 復活祈願祭」が、昨日11月3日に大阪・とんぼりリバーウォーク イベントエリアで催された。

「日本の劇場文化 復活祈願祭」は、劇場文化の復活を願って行われたプロモーションイベント。「コロナ禍で大きな打撃を受けた経済の再生が急がれる中、Withコロナ時代の今、十分な感染防止を図りつつ、一刻も早く劇場に賑わいを取り戻す」という市川海老蔵の志に賛同した関西の伝統芸能・舞台芸能役者らが登場し、「一番船 / どうじま号」「二番船 / DOTON号」「三番船 / えちぜん号」に分かれて船上式典に参加した。海老蔵、市川ぼたん、堀越勸玄が乗船した「一番船 / どうじま号」では、長田育恵の作による「SOU~創~」より「迦具土之(かぐつちの)舞(まい)」が披露され、当日は3000人が式典の様子を観覧した。

式典の前に行われた記者会見で、海老蔵は「この日本の劇場文化復活祭を皮切りに今後の大阪の劇場文化、そして様々な伝統文化、エンターテイメントの発展並びに更なる大阪の発展を切に願っております」とコメント。記者会見には海老蔵のほかに大槻文藏、桐竹勘十郎、山村友五郎、桂米團治、ぼたん、勸玄が登壇した。また、式典に参加した市川右團次とOSK日本歌劇団の桐生麻耶はそれぞれ「この復活祈願祭をもちまして更なるご発展を遂げるように、そして大阪発で芸術文化が発信できるようにこの祈願祭に参加させていただいたこと心より感謝しております」、「日本の文化をはじめ、私たちOSK歌劇団を盛り上げていきますので、見守っていただければと思います」と語っている。

なお、12月31日までスマートフォンアプリ「Radiotalk(ラジオトーク)」にて、大阪メトロ本町駅を中心としたエリア限定で海老蔵からのスペシャルメッセージを聴くことができる。

市川海老蔵コメント

現在、コロナ禍の中で、劇場に携わっている方々や多くの人が大変な思いで日々を生活していると思いますし、劇場に足を運んでくださるお客様が少なくなっている状況ですので、今回の企画を発足させていただいた次第です。

大阪万博が開催予定の2025年は道頓堀に劇場ができて400年目になります。少しでも大阪の伝統文化が、さらに豊かにまた大阪の皆様が伝統文化を楽しんでいただけるよう、今日このようなことを発表いたしました。

この日本の劇場文化復活祭を皮切りに今後の大阪の劇場文化、そして様々な伝統文化、エンターテイメントの発展並びに更なる大阪の発展を切に願っております。

大槻文藏コメント

劇場には活力・元気・夢が詰まっていますので、劇場に足をお運びいただいてこれらをお持ち帰りいただき、コロナをも打ち消していただければと思います。大阪にはたくさんの劇場がございますので、皆さまぜひ劇場に足をお運びいただき、活力をお持ち帰りくださいませ。本日はありがとうございました。

桐竹勘十郎コメント

今日は素晴らしい秋晴れに恵まれました。

市川海老蔵さんのお声がけによりましてこの大阪で劇場文化を祈念する復活祭を催させていただき本当にありがたいことです。

人形瑠璃文楽は先日10ヵ月ぶりにようやく初日の幕を開けました。

リモートでご覧いただく形も増えてきましたが、やはり舞台芸術というのは生で観るのが一番だと思いますし、感染対策は十分にしておりますので、皆さまの心の落ち着きが戻りましたら、劇場にお越しください。

山村友五郎コメント

このような機会を設けていただき感謝申し上げます。

立ち方だけでは劇場は成立しません。劇場スタッフに衣裳、小道具、かつらなどの諸々のスタッフもですが、皆様のお力添えがなによりも必要でございます。ぜひとも皆様が足をお運びいただけること、こころよりお待ち申し上げております。

桂米團治コメント

本日は能楽師から噺家にいたるまで序列なしで集まることができました。

大阪の発信の弱さがある中で、東京の市川海老蔵さんにお声がけいただいて、大きな感謝をお礼申し上げたいと思います。

市川ぼたんコメント

みなさまこんにちは。4代目市川ぼたんでございます。

これからもよろしくお願いいたします。

堀越勸玄コメント

みなさまこんにちは。堀越勸玄でございます。

今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

市川右團次コメント

復活祈願祭に多くの皆様にお集まりいただきまして厚く御礼申し上げます。

かつては各劇場が軒を連ねていたものでしたが、現在はコロナ禍で劇場文化が少しずつ減っているような状況ですので、この復活祈願祭をもちまして更なるご発展を遂げるように、そして大阪発で芸術文化が発信できるようにこの祈願祭に参加させていただいたこと心より感謝しております。

桐生麻耶コメント

このような機会をいただきありがとうございます。

一日も早くこの状況禍が収束し、ただただ純粋に舞台と向き合える日を待ちわびていますし、日本の文化をはじめ、私たちOSK歌劇団を盛り上げていきますので、見守っていただければと思います。

「日本の劇場文化 復活祈願祭」

2020年11月3日(火・祝)※イベント終了
大阪府 とんぼりリバーウォーク イベントエリア

「一番船 / どうじま号」

乗船:市川海老蔵、市川ぼたん、堀越勸玄

「二番船 / DOTON号」

乗船:市川右團次、大槻文藏、大槻裕一、桐竹勘十郎、左遣い、足遣い、山村友五郎、桂福團治、桂米團治、桂米紫、春野恵子、一風亭初月

「三番船 / えちぜん号」

乗船:白間美瑠(NMB48)、原かれん(NMB48)、新澤菜央(NMB48)、桐生麻耶(OSK日本歌劇団)、赤阪侑子(アルミカン)、高橋沙織(アルミカン)