サン・ラーが脚本、音楽、主演担った「スペース・イズ・ザ・プレイス」日本初公開
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「サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス」ポスタービジュアル
1974年に製作されたSF映画「サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス」が2021年1月29日より日本初公開される。
20世紀にアヴァンギャルド・フリージャズの作曲家や詩人、思想家として活躍し、1993年にこの世を去ったサン・ラー。彼が脚本、音楽、主演を担当した本作では、大宇宙議会・銀河間領域の大使であるサン・ラーが、音楽を燃料に大宇宙を航行する中で地球と異なる理想の惑星を発見し、ジャズのソウルパワーによる同位体瞬間移動で黒人たちの移送計画を立てるさまが描かれる。
このたび上映されるのは、35mmプリントからスキャンし、1:1.33のスタンダードサイズで作られたもの。過去に流通していた約64分のサン・ラー編集版ではなく、81分のオリジナルバージョンとなっている。
ジョン・コニーが監督を務めた「サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス」は東京・UPLINK吉祥寺、新宿シネマカリテほかで順次公開。
(c)A North American Star System Production / Rapid Eye Movies