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日向坂46 高本彩花、21歳は“変化の年”だったーーモデル、バラエティだけでなく演技でもみせた活躍

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リアルサウンド

 日向坂46の高本彩花が、11月2日に22歳の誕生日を迎えた。高本は、日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』(以下、『ひなあい』/けやき坂46時代は『ひらがな推し』)で司会のオードリーから「おたけ」の愛称で親しまれており、オードリー若林正恭の贔屓メンバーだ。今回はそんな高本に注目したい。

 2016年5月にけやき坂46の一期生として加入した高本。ファッション誌『JJ』の専属モデルを務めており、抜群のスタイル、雑誌やグラビアで見せる表現力の高さ、さらには美容へのストイックな姿勢などから、女性からの人気も高い。ただ、けやき坂46の冠番組『ひらがな推し』がスタートした当初は、まだ自分の個性がわからず悩んでいたという。そんな中で転機となったのが『HINABINGO!2』(日本テレビ)だ。高本の“お姫様になりたい”という思いが企画に繋がり、“あやちぇりランドのお姫様”というキャラクターを確立。それ以降、自身の個性の引き出し方を見つけたという(『MARQUEE vol.135』より)。

 そして高本といえばおバカキャラとしても知られている。『ひらがな推し』時代には「かしこ&おバカセンターは誰? 学力テスト」が行われ、ワースト3位に。そんな高本のおバカキャラを払拭するため、『ひなあい』では「おたけのおバカキャラ払拭!リモート学力テスト」という企画も行われた。さらに同番組の宮崎ロケ企画の一環として行われた「ぐるぐるバット20m走対決」では、グルグルバッドで目が回り思わず転倒。その際に「私ビックリしました。空が上にあって」と名言を残した。美への探究心が高い反面、こうした飾らない性格がファンを惹きつけるのだろう。

 最近では演技面でも注目を集めている。今年1月から3月にかけて放送されたドラマ『DASADA』では出番はあまりなかったものの、10月15日に行われた朗読劇『日向坂 46×DASADA Fall&Winter Collection』では大きな活躍を見せた。お嬢様キャラを活かした自然な演技が役者としての可能性を広げたのかもしれない。こうした変化は高本の2019年から2020年までの変化がそのまま表れているようでもある。また、朗読劇終演後のブログで高本が「少し前の私だったら絶対出来なかっただろうなって思うような役柄でした 今回、私は自分自身の殻を破れたというか強くなれたのではないかと思っています」と綴ってたのも印象的だ(参照)。

 22歳の誕生日当日に更新したブログでは、元々ネガティブ思考でグループの卒業まで考えていたが、ステイホーム期間中に中途半端な自分に危機感を持って見つめ直し、意識が変わってポジティブになったことを明かしていた。そして「がむしゃらに頑張るみんなにやっと今追いつけたような気がしています」と続けていた(参照)。試行錯誤した末に自ら掴んだ自信は、今後の彼女のさらなる飛躍につながっていくことだろう。

 ラジオ『日向坂46の「ひ」』(文化放送)では「21歳は変化の年だった。22歳はそれを継続して、素敵な人間になりたい」と抱負を語っていた高本。新たな“答え”を見つけた高本は、理想的なアイドル兼モデル像を歩み始めている。