岡崎京子が「ジオラマボーイ」鑑賞、弟からコメント到着「岡崎京子は幸せ者です」
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「ジオラマボーイ・パノラマガール」メインビジュアル
山田杏奈と鈴木仁がダブル主演を務める「ジオラマボーイ・パノラマガール」を原作者・岡崎京子が鑑賞。ともに作品を観た弟の岡崎忠氏よりコメントが到着した。
岡崎京子のマンガを瀬田なつきが実写化した本作は、“平坦で平凡”な女子高生・渋谷ハルコと、彼女に一目惚れされた少年・神奈川ケンイチの恋を描く物語。ハルコを山田、ケンイチを鈴木が演じ、森田望智、成海璃子、大塚寧々もキャストに名を連ねた。
家族とともに映画を楽しんだという岡崎京子に代わってメッセージを寄せた岡崎忠氏は「原作にもあるように、本当に風景が広がっているかのように錯覚させる手法、ある主題を概観した全体像を瀬田監督は見事に映像化に成功させました。まるで2020年に“岡崎京子の新作”が生まれたようです」とコメント。「改めて瀬田監督とスタッフの皆さま、本当にありがとうございます。岡崎京子は幸せ者です」とつづった。
また劇場来場者には、原作イラストを使用したオリジナルビジュアルカードが先着配布されることが決定した。配布劇場は映画の公式サイトで確認しよう。
「ジオラマボーイ・パノラマガール」は明日11月6日より東京・新宿ピカデリー、WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)ほか全国で公開。
岡崎忠氏 コメント
とても素敵な時間を過ごしました。試写室で岡崎京子と一緒に鑑賞させて頂きました。
漫画「ジオラマボーイ・パノラマガール」の中身を大切に、大事に映画にしてくださったと思います。
原作にもあるように、本当に風景が広がっているかのように錯覚させる手法、
ある主題を概観した全体像を瀬田監督は見事に映像化に成功させました。
まるで2020年に“岡崎京子の新作”が生まれたようです。
女の子たちが可愛くて切なくて、とりまく家族とちょっとドジな男の子。
そして音楽が気持ちよくて、何よりも胸がキュンとするようなものがたり。
ジオラマな風景。パノラマな景色。
1989年に描いた漫画ですが令和の時代に映画として再度この世に出回る事は
作者冥利に尽きるのではないでしょうか?
私はそう思うのです。
改めて瀬田監督とスタッフの皆さま、本当にありがとうございます。
岡崎京子は幸せ者です。
(c)2020岡崎京子/「ジオラマボーイ・パノラマガール」製作委員会