「ごはんを食べるってすごいことなんだな」 『461個のおべんとう』井ノ原快彦×道枝駿佑インタビュー映像後編公開
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井ノ原快彦×道枝駿佑 撮影風景
TOKYO No.1 SOUL SET渡辺俊美によるお弁当エッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』が『461個のおべんとう』として映画化され、現在公開中だ。この度、先日公開された井ノ原快彦と道枝駿佑のインタビュー映像・前編の続き、後編が公開された。
本作の主人公、ミュージシャンでありながら息子のためにお弁当を作り続けることを決意する、シングルファザーの鈴本一樹を演じるのは、井ノ原。そして、一樹の息子、虹輝を関西ジャニーズJr.で人気沸騰中のユニット「なにわ男子」に所属する道枝が演じる。監督は『キセキ -あの日のソビト-』『泣くな赤鬼』の兼重淳が務める。
また主題歌は、井ノ原と道枝が歌う、原作者・渡辺の作詞作曲「Lookin’4」となっており、ふたりのスペシャルセッションは、映画館でしか観られない、聴けないことも話題となっている。
この度公開となったインタビュー映像(後編)の冒頭では、本作の舞台となった鈴本家の一軒家について、井ノ原と道枝が語っているところから始まる。井ノ原は「やっぱり家に入ってみると変わらない?このシーンはもうちょっと階段使った方がいいかなとかね」と、高台に建ち、江ノ島が見える鈴本家に演技がインスパイアされていたことを振り返った。
また、撮影で印象に残っているエピソードを聞かれると、井ノ原は支度場所だったカラオケボックスでの出来事をあげた。「三人組(道枝・森七菜・若林時英)でカラオケやってて、やっぱり役みたいな感じで時英くんがめっちゃ歌っていて。それで森七菜ちゃんもこう(手拍子)やってて。それを(道枝が)ニコニコしてずっと見ていてなんか、あの役そのものって感じだった」と、役の親和性の高さを垣間見たことを明かした。
一方、道枝は一樹が所属する劇中バンドの“Ten 4 The Suns”について、「何年もやってきたかのようなバンドの空気感がすごく流れていて。MCとかもすごく繰り広げられて、面白かったんですよ。後々聞いたら、やつい(いちろう)さんとパパ(井ノ原)とKREVAさんがカラオケボックスの個室の中で3時間ずっと喋っていた」と、語っている。そして、本映像では、本編シーンも盛り込まれており、虹輝とヒロミ、章雄の和気藹々としてる塾のシーンや、 “ Ten 4 The Suns ”の躍動感あるライブ映像やスタジオでのバンドメンバーとのシーン、調理シーンや虹輝がお弁当を食べているシーンも楽しめる。
最後に本作を観る観客へのメッセージを聞かれると、道枝は「映画観た後は、おなか減ったであったり、早くごはん食べたいとか言ってくれるのが、それが一番だと思うので、当たり前じゃない日々をこうやって、生きていることは幸せなんだよというのを感じてくれたらなと思います」と話した。井ノ原はこの道枝のメッセージに感心しつつ、「この映画改めて観たときに、生きてるってだけでもうめちゃくちゃ価値あるって気持ちにもなる。ごはんを食べるってすごいことなんだなって。本当に最後のみっちーがお弁当食べるシーンは忘れられなくて、本当に生命力を感じるんですよね。だからそこをぜひ劇場で大画面で観て頂きたいなって、みっちーの肌のきめ細やかさがよくわかると思いますので(笑)」と語ると、最後の一言に、道枝が思わず「そこ!?」と反応した。
そんな仲睦まじい井ノ原と道枝が演じる鈴本親子は、461個のお弁当を通してどのような絆を築いていくのか。
『461個のおべんとう』
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