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「きみのめ」吉高由里子がマッサージシーン回想、横浜流星の背中は「バッキバキ」

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「きみの瞳(め)が問いかけている」大ヒット御礼舞台挨拶の様子。左から横浜流星、吉高由里子、三木孝浩。

「きみの瞳(め)が問いかけている」の大ヒット御礼舞台挨拶が本日11月5日に東京・新宿バルト9で行われ、キャストの吉高由里子、横浜流星、監督の三木孝浩が登壇した。

事故で視力と家族を失った明香里と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁の純愛を描いた本作。塁の名前にちなみ「2塁、3塁……」と映画の鑑賞回数を数えるファンもおり、横浜は「僕が知ってる限り18塁が最高」と明かす。三木が本日SNSで26塁目というファンを見つけたことを証言すると、横浜は「僕らよりも確実に観てる」、吉高も「もう映画の編集できそう。絶対私より上手にセリフ言える」と驚いた。

ファンから事前に寄せられた質問に答える形でQ&Aが進行。未公開シーンやカットについて聞かれた三木は「そこまでカットしたシーンはない」と前置きつつ、「お二人のベッドルームのシーンですかね。小学生でも観られる映画にしたいという思いがありまして、それはちょっと減らしてます(笑)」とより色っぽく2人の姿を捉えたカットの存在に言及する。「流星さんがそういうシーンにあまり慣れてなくて、意外とボタンを外すのに手間取って尺が長かったんです」と打ち明けると、吉高は「かわいいじゃないですか。スンって外されたほうがなんか嫌だよ」と笑い、横浜は「俺のせいだったのか……」と苦笑いを見せた。

明香里が塁の鍛えられた背中をマッサージするシーンについて、ファンから「岩のような背中に指を入れるのはかなり大変だったのでは?」という質問も。吉高は「バッキバキでしたね。でもボクシングしてるからほぐれてる。指もスッと入りました」と回想すると、横浜は背中に手を伸ばし自ら硬さを確認。吉高は「あのシーンを好きな女の子は多いみたいです。SNSには『代わって!』という意見がありました。でも『本当に代わったら死ぬ!』とも書いてて(笑)。それぐらいキュンとなるシーンです」と続けた。

吉高と横浜から三木にバラの花束をサプライズでプレゼントする場面も。三木は「すごく短い時間でしたけど、奇跡的なタイミングで2人がそろって。現場もとても充実した達成感のある作品。そうなったのは本当に2人のおかげ」と感謝を伝えた。さらに、9月の完成報告イベントで吉高から誕生日を祝福された横浜が「サプライズ返し」を実行。「明香里と吉高さんをイメージして」と黄色い花束を手渡した。

明日11月6日には吉高、横浜、三木のオーディオコメンタリーを聴ける副音声上映がスタートする。横浜は「無事公開してたくさんの方が愛してくれて、このうえない幸せを感じてます。まだまだ上映は続きます。この作品が皆さんの心に残り続けてくれたらうれしい。副音声上映でもまた違った楽しみ方ができると思います」とコメント。現状本作のイベントはこの日が最後のため、吉高は「今日で最後なんだと考えると寂しい気持ちがいっぱいこみ上げてきます。毎年秋になって金木犀を見たら、この映画を思い出すのかなと思う。ずっと自分の中で生き続ける作品。またこの3人で一緒にできるようにがんばりたい」と感極まった様子で語り、イベントを締めくくった。

「きみの瞳が問いかけている」は全国で公開中。また明日の上映から先着で明香里と塁の2ショットをあしらったポストカードが配布される。

(c)2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会 (c)2020 Gaga Corporation / AMUSE Inc. / Lawson Entertainment,Inc.