加藤シゲアキが「ピアノ・マン」モチーフにしたドラマに出演、脚本は足立紳
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加藤シゲアキ
ビリー・ジョエルの楽曲「ピアノ・マン」をモチーフにしたドラマ「六畳間のピアノマン」が、2021年2月6日よりNHK総合で放送される。
安藤祐介の小説「六畳間のピアノマン(改題:逃げ出せなかった君へ)」を「百円の恋」の足立紳の脚本でドラマ化した本作。「ピアノ・マン」を動画投稿サイトで歌う「六畳間のピアノマン」と名乗る青年の歌声から、登場人物それぞれの人生が交錯していくさまを全4話で描く。加藤シゲアキ(NEWS)、段田安則、原田泰造、南沙良が各話のメインキャストとして出演した。
加藤が演じるのは、パワハラを受け交通事故で亡くなったピアノマンこと夏野誠の元同僚・村沢憲治。段田は誠の父・夏野泰造、原田は誠にパワハラをしていた元上司の上河内秀人を演じる。また南は「六畳間のピアノマン」の動画を観て励まされていた地下アイドルの顔を持つ女子高校生・有村美咲役で出演。三浦貴大、古舘佑太郎、上地雄輔、細田善彦、麻生祐未もキャストに名を連ねた。
加藤は「台本を読んで、人の弱さと強さを同時に感じました。本作を見てくれた方が、ほんの少しでも前に進む力を受け取ってもらえるよう、村沢という男を演じたいと思います」とコメント。そのほかのメインキャストのコメントは以下に掲載した。
六畳間のピアノマン
NHK総合 2021年2月6日(土)~27日(土)毎週土曜 21:00~
※全4回
加藤シゲアキ コメント
台本を読んで、人の弱さと強さを同時に感じました。本作を見てくれた方が、ほんの少しでも前に進む力を受け取ってもらえるよう、村沢という男を演じたいと思います。
段田安則 コメント
人の結びつきが、それぞれを思いがけず支える物語です。亡き息子に励まされ、前に進もうとする父を丁寧に演じたいと思います。久しぶりの大阪での撮影を楽しみにしております。
原田泰造 コメント
最初に台本を読ませて頂いた時に思いも寄らない展開と繋がりに自然と引き込まれてしまいました。また、僕にとっては連続テレビ小説「ごちそうさん」以来の大阪での撮影となり、大変楽しみにしております。
南沙良 コメント
最終回の美咲を演じます。前の三回から続く流れが途切れないように頑張ります。どこかで誰かと繋がることで生まれる奇跡の素晴らしさを感じて頂けるよう、撮影に臨んでいきます。
内田ゆき(NHK大阪拠点放送局 チーフプロデューサー)コメント
「ピアノ・マン」の歌詞はちょうど、It’s nine o'clock on a Saturday♪で始まりますね、とおっしゃったのは原作の小説をお書きになった、安藤祐介さんでした。その土曜9時のドラマで、歌詞にあるピアノ・バーに集うかのような、一見平凡な普通の人々の物語をお届けすることになりました。
「六畳間のピアノマン」の動画を作った誠は、一介の若きサラリーマン。周囲もいわゆる成功者ではありません。
悩み立ち止まる瞬間が続く毎日を送っています。しかし、脚本家の足立紳さんの優しさとユーモアと、そしてエッジが効いた筆で、ひとりひとりの人生が、力強くいきいきと動きはじめます。
このたび「六畳間のピアノマン」をめぐる4つの物語に、すばらしい出演者の方々が集まってくださいました。
それぞれの登場人物の人生が交わって起こる、まさに化学反応と、そこに見えてくる希望。けっしてひとりぼっちではない、という思いを新たにしていただければ、と思います。
(c)NHK