なにわ男子 西畑大吾&大西流星、『あざとくて何が悪いの?』で“愛され力”爆発 年上の男女を魅力するテクニック
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ドラマや映画はもちろん、バラエティやコンサートも精力的に行なっているなにわ男子が、メディアに引っ張りだこだ。『めざましテレビ』(フジテレビ系)では10月2日から冠コーナー『なにわ男子のなんでやねん!』がスタートし、10月31日からは全国放送の冠番組『なにわ男子と一流姉さん』(テレビ朝日系)も始まった。“飛ぶ鳥を落とす勢い”とはこのことだろう。なにわ男子は、メンバーそれぞれが個性的なキャラクターを持ち、若い層からはカッコいい、大人層からはカッコかわいいと評されているグループ。特にメンバーの西畑大吾と大西流星は「あざとかわいい」キャラに定評があり、10月31日放送の『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)にも出演。共演者の南海キャンディーズ・山里亮太、田中みな実、弘中綾香から大絶賛されていた。彼らが年上の男女からも人気を集める理由は何なのだろうか。
NHK連続テレビ小説をはじめ、多くのドラマや映画に出演している西畑大吾は、その演技力も相まってパフォーマンス中の“カッコ可愛さ”はジャニーズJr.随一である。『あざとくて何が悪いの?』で“あざとい”ライブ配信を再現した際には、「何してほしい?」と問いかけておきながら「せえへん」と一度拒否したり、「ガオ!」と可愛らしいポーズで動画を締めたり、西畑らしいSキャラとギャップとなる可愛い仕草を盛り込むという、流石のスキルを披露。それを見た田中みな実は「完璧」、「1つも無駄がない」と絶賛し、弘中綾香も「やられました」とメロメロになっているほど。完璧な“カッコ可愛い”を見せた西畑だが、一方で同じ日に放送された『なにわ男子と一流姉さん』では、密着取材相手の黒柳徹子に対して緊張する様子も。番組最後で密着取材から学んだことをテストするために、黒柳をゲストにした「大吾の部屋」なるものを一発撮りしたのだが、不慣れなため噛みまくってしまい、ほぼ質問ができないまま終わってしまっていた。自身も「頭真っ白になるし、何言ってるんだろう自分ってなっちゃって。まだ僕は七流だなって思いました」とコメント。だが、一見完璧なアイドルに見える西畑がこういった姿を見せるのも、愛されポイントの一つだ。もっとも、これすらも計算であるのならば、西畑は紛うことなきトップアイドルになることは間違いないだろう。ちなみに、同番組内で渋谷109にアクセサリーを買いに行ったシーンで、黒柳徹子風カツラを被っていた西畑。こういったお笑いのノリができるのも、彼の魅力の一つになっている。
大西流星は数いるジャニーズJr.の中でも、もともと「あざと可愛い」と評されていたメンバーだ。ISLAND TVにアップされている動画でも、大西のあざと可愛さが余すところなく発揮されている。例えば、5月5日にアップされた「もふもふモフモフみてね」は、サムネイルの時点で可愛らしさが計算されている。そんな大西だからこそ、『あざとくて何が悪いの?』で活躍しないはずがなかった。俳優・高橋文哉がインスタライブのあざとい男を熱演したVTRを見ている間、他の出演者は感想を言ったり、「あざといボタン」を押したりしていたが、大西は観察するように見入っていたのが印象的だ。表情も「わかる」、「それやる」と言いたそうにも見える。さらに、西畑の好演でハードルが上がっていたライブ配信の再現も完璧。配信に乗せるはずではなかった一面を間違えて配信してしまったかのような演出で、南海キャンディーズ・山里も絶賛。田中みな実からも「隙を作るプロフェッショナル」と認定をもらうほどであった。あざとさを演出するために隙をあえて作っているが、あざといと思わせるための努力に隙はないのである。それは、『なにわ男子と一流姉さん』でも見て取れた。例えば、ワイプに映っている時、他のメンバーは口を開けてVTRに見入っていることもあったが、大西の表情は一切崩れない。口を閉じてそっとほほえみ、目もぱっちり。いつワイプに抜かれても完璧な大西の表情が見えていた。
どうすれば自分たちが魅力的に見えるかわかっており、それを実践できる2人。決して順風満帆な道ではなかった西畑と大西だからこそなせる技である。もちろん、彼ら2人以外のなにわ男子メンバーの愛され力もかなり高い。老若男女に愛される次世代のジャニーズアイドルとして、さらに活躍していってほしい。