余命半年から結婚式を実現、あるカップルの奇跡をもとにしたラブストーリー
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「オール・マイ・ライフ」ポスタービジュアル
あるカップルの実話をもとにしたラブストーリー「オール・マイ・ライフ」が、12月4日から10日まで東京・TOHOシネマズ 日比谷で限定上映される。
本作の主人公は婚約したてのカップル、ジェンとソル。ソルが末期の肝臓がんのため余命半年と宣告されたことから、翌年夏に計画していた結婚式は実現不可能に。しかし2人はあきらめず、わずか2週間後に結婚式を実現させようとクラウドファンディングを開始し、世界中から心優しい支援を集める。YouTubeで公開中の予告編には、2人の出会いやプロポーズ、病気の発覚、そして奇跡を起こしていくさまが収録された。
ジェンを演じたのは「ハッピー・デス・デイ」シリーズのヒロインを務めたジェシカ・ロース。ソルにはドラマ「glee/グリー」や「クレイジー・リッチ!」で知られるハリー・シャム・ジュニアが扮した。監督は「Human Capital(原題)」のマーク・メイヤーズ。
本作の公開にあたり、物語のモデルとなったジェン・カーターがコメントを寄せた。カーターは「私たちの家族や友人、コミュニティ、そして見ず知らずの人でさえも、ソルの人生の最後の数カ月を思い出深いものにするために一歩を踏み出してくれました」と深く感謝し、「人生に与えられた試練を受け止め生かす方法を見つけた彼はいつも世界に全力を尽くした人であり、彼が必要としているときには、世界がそれにきちんと応えてくれたのです。この映画を通して、私たちの物語を世界と共有できることを光栄に思います」と伝えている。
ジェン・カーター コメント
どんなラブストーリーにも浮き沈みがありますが、私とソルの場合も同じでした。プロポーズされた年に、ソルは肝臓がんと診断されました。私たちはごく普通の人間で、とても異常な状況に置かれてしまいました。私たちは、ソルのがんが私たちにもたらした恐怖に屈するか、残された時間を最大限に活用して、与えられた愛情と援助を惜しみなく受けながら前に進むかの選択を迫られました。私たちの家族や友人、コミュニティ、そして見ず知らずの人でさえも、ソルの人生の最後の数カ月を思い出深いものにするために一歩を踏み出してくれました。
人生に与えられた試練を受け止め生かす方法を見つけた彼はいつも世界に全力を尽くした人であり、彼が必要としているときには、世界がそれにきちんと応えてくれたのです。
この映画を通して、私たちの物語を世界と共有できることを光栄に思います。
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