松任谷由実「恋する母たち」主題歌MV公開、松任谷正隆が初監督
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松任谷由実「知らないどうし」ミュージックビデオのサムネイル。
松任谷由実の新曲「知らないどうし」のミュージックビデオが本日11月6日にYouTubeにて公開された。
この曲は12月1日発売のニューアルバム「深海の街」の収録曲で、TBS系ドラマ「恋する母たち」の主題歌として書き下ろされた。松任谷正隆がMVのメガホンを取り、“人生とは走り続けるもの”をコンセプトとした、さまざまな人生の局面を1人の男がひたすら走り続けるコミカルな作品に仕上げた。松任谷正隆はこれまでもユーミンのMVの原案や企画、プロデュースを手がけてきたが、監督を担当するのは今回が初めて。主演は、松任谷正隆の大学の後輩でもある実業家の玉塚元一氏が務めている。
松任谷正隆 コメント
実を言えば、なんでこんなアイデアでPVを作ろうと思ったのか、自分でもわからないのである。
なんとなく、だけど女目線の曲だから男目線の映像でも幅が広がっていいんじゃないか、と考えたんじゃないかな。
主役は後輩の玉塚(元ユニクロ、ローソン社長)しかいない、と思いついた時、どうやって口説き落とそうか一生懸命考えた。彼がだめならこの企画自体やめようとさえ思った。交渉はなんとかうまく行き、僕は先輩風を吹かせながら撮影をした。ドラァグクイーンの中でもいちばん迫力のあるドリアンが参加してくれたのも嬉しかった。
玉塚はいい顔してるなあ。ドリアンも、出演者みんなもね。
こうして僕はみんなに大きな借りを作った。支払いは由実さんにしてもらおう。
玉塚元一氏 コメント
先輩である正隆さんに頼まれた事と、ユーミンさんには私がユニクロの時にCMに出演頂いたご恩があった事から断れませんでした(笑)。ただ走ればいいからと言われ、まな板の鯉になった気持ちで黙々と走り続けました。小芝居も入れつつ色々な速度で結構長く走ったりもしたので、インターバルトレーニングみたいで結構キツかった。延べ10キロは走ったんじゃないかと思う(笑)